2017/05/02

あなたが「別に出世したくない」と言う3つの理由

 

 

こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。

あなたは出世したいと思いますか?

それとも「別に出世に興味ない」と思っていますか?

私も昔「出世したくない」と思っていたのですが、なぜそう思っていたのか、その原因について考えてみました。

 

 

玄関の状況で出世するかしないか変わる?

あれは多分20代前半の頃だったと思います。

ひとり暮らしの私の家に遊びに来た友人が、3足ほど、私の靴が出されたままの玄関を指さして言いました。

「風水的に、靴は出しっぱなしにしないで片付けたほうが出世するらしいよ」

 

 

別に出世したくないし

彼は風水のこととか、出世のこととか気にするタイプには見えなかった(そんな話が出たことはなかった)ので、私は驚きました。

驚くとともにこう答えました。

「いや、別に出世したいわけじゃないし、いいよ」

 

 

出世のイメージ

当時は多分本屋で契約社員として働いていたぐらいの時期だったので、私には出世というものが具体的にイメージできていませんでした。

それどころか、

  • 出世に必死な人は他人を蹴落とすなど手段を選ばない
  • お金や名誉への執着がある
  • 出世したところで責任ばかりが増すなど疲弊するだけ

という低俗なイメージさえあったと思います。

 

 

 

 

なぜ「出世したくない」と思う気持ちがあるのか

しかし今考えてみると、そんなのは完全にドラマなどに影響されたうっすいイメージです。

また、「今の若者は出世意欲がない」など、上の世代の方の嘆きもときどき聞こえてきます。

(気にする必要はまったくありませんが)

 

私がそこまでの若者と言えるかは微妙な年齢ですが、「出世したくない」と思う原因として、3つ考えてみました。

  • 一生プレイヤーでいたい
  • 変化を恐れているだけ
  • 将来を真剣に、具体的に描けていない

 

 

一生プレイヤーでいたい

「一生プレイヤーでいたい」

「現場に出て、最前線で走り続けていたい」

こう思う方も少なくないでしょう。

 

職人さんはいい例ですよね。

私は税理士という仕事柄、職人さんが独立してつくった会社を何社も見てきましたが、そういう方は経営者というよりも「生涯一職人」という気概が感じられてかっこよかったです。

 

ただ気をつけたほうがいい点として、

  • 身体や精神の面で、十何年、何十年動きつづけていられるかは真剣に考えたほうがよい
  • 次に述べる「変化を恐れている」という気持ちがないかは、冷静に振り返る

ということはしたほうがいいでしょう。

『[感想]LIFE SHIFT あなたの子どもは100歳まで生きるかもしれない』で書いたように、我々の世代は100歳まで生きる可能性があります)

 

 

変化を恐れているだけ

私はこの部分がかなり大きかったです。

なんだかんだと理由をつけて、現状を正当化して、変化を恐れているだけ、ということはありませんか?

そして「変化を恐れる」にもいくつか種類があります。

 

現実的な面での変化

出世をして、たとえば管理職になったとしても、

  • 残業代がなくなりむしろ給与が下がる可能性もある
  • 責任が増加し、業務も増えることが予想され、出世がそうした苦労に見合うとは思えない
  • 自分に部下の育成などできるとも思えない
  • 中小企業であれば出世しようにも絶対に経営者にはなれない

という現実的な面での変化も多いです。

 

精神的な面での変化

また、精神的な面での変化として、

  • 人間関係が変わるのが不安
  • 上からも下からも挟まれ苦しむ管理職を見ており、自分がそうなることへの不安
  • そもそも働いているうちに、働くことへの意欲が低下している

といったものもあるでしょう。

 

むしろ変化に飛び込む気持ちが大切

こういった変化を恐れる気持ちから、「出世したくない」と言い、出世を拒む、遠ざける。

私は自分が独立しているぐらいなので、その会社での出世だけが大切とはまったく思いません。

 

しかし自分が出世しようがしまいが、世の中は確実に変化していきます

出世は別にいいとしても、自分が「変化を恐れているだけ」という状態になっていないか、出世どうこうを度外視して自分に問いかけてみてください。

変化は翻弄されるととてもつらいですが、自ら飛び込むことによってうまくコントロールできることがあります。

 

 

 

将来を真剣に、具体的に描けていない

そして私は何よりもこのタイプでした。

将来を真剣に、具体的に描けていない、描こうとしていなかったから、そんな自分を見なくても済むように「出世したくない」という言葉でごまかそうとしていたのです。

 

これからも生きていくこと、生きていかなければいけないこと、を真っ正面から見つめようとしていなかった。

30歳になる自分、40歳になる自分、そのときの自分がどうやって生きているのか、どのように生きているのか。

すみずみまでイメージすることはとても難しいとしても、目をそらしていてはただただ時だけが過ぎていきます。

そして時が経ったころには、取り返しがつかなくなっている可能性も、またあります。

 

もしも自分をごまかす気持ちがほんの少しでも混じっているとしたら、余裕のあるときでいい、一度言い訳をなくして自分と向き合ってみてください。

 

 

 

 

まとめ

というわけで、「出世したくない」という気持ちの原因として、

  • 一生プレイヤーでいたい
  • 変化を恐れているだけ
  • 将来を真剣に、具体的に描けていない

の3つをまとめました。

 

もちろん全員が全員これらの原因に当てはまるとは思いませんが、もしあなたが出世したくないと思っているなら、そこに自分をごまかす気持ちがないか、一度真剣に振り返ってみてください。

 

もしかしたら考えを変えたいまの私を、当時の私が見たら「浅ましい」と思うのかもしれません。

そして私は、当時の私のことを「幼い」「自分がこれからも生きていくことを真剣に考えていない」と思うでしょう。

 

自分自身でさえ時間が経てばそうなるのだから、世代が違う人間や、他人と完全にわかり合うことは決してできません。

それでいいんです。

だからこそ、自分が自分をごまかすことだけはないように、今の自分に、今聞いてみる、ときどきはそうして振り返る時間を持ってみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

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読んでくださってありがとうございました

 

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