こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。

 

私は税理士試験で相続税法というものを勉強したのと、実務的にも経験があることから、特化はしていませんが相続のお仕事もお受けしております。

 

で、相続のときによく問題になるのが

「どの財産をだれが引き継ぐのか」

というところ。

 

これがこじれる場合が多々あるのですが、先日感激するほどスムーズに行ったことがありました。

 

遺産分割協議は揉めるもの?

 

詳しくは書きませんが、相続のお仕事をいただき、兄弟間で分け合うお客さまがおりました。

相続をする際は、まずどのような財産があるのか、金額はいくらくらいなのか、を調べてから遺産分割協議(どの財産をだれが引き継ぐのか決めること)というものを行うことが一般的です。

 

この遺産分割協議を行う際に、

「おれはもう少しほしい」

「あいつだけもらいすぎだ」

というように揉めてしまうことが多々あります。

 

 

揉めることは確実にある

このように揉めてしまいますと、税理士はその仲裁みたいなことをすることができません。

過去に税理士事務所に勤めていたときにも、相続を担当する際は表に立つというより裏方の計算などをすることが多かったですが、

  • 兄弟間でものすごい争いになる
  • 相続人がひとりだけで平穏に終わる

のどちらかしかなく、特に揉めた話を聞くと内心「ひええ」と思っていました。

 

今回は複数人いらっしゃったので、内心どうなるかという不安も正直に言うとあったのですが、財産の一覧をお伝えした際、私は一切口を挟むことなくその場でびっくりするほどスマートに分けられていて、大げさではなく感激しました。

話に聞いたことはありましたが、こんなにスムーズに行くことがあるとは。

 

 

財産があれば揉めるというものではない

もっとすさまじい事例なんていくらでもあるのでしょうが、私が過去経験したもので一番すごかったのは、遺言書があってその分け方に納得のいかない兄弟が税理士事務所に乗り込んできて怒鳴り散らして帰るというものでした。

(当時の事務所が主導などはまったくしていないのですが)

 

私がそういったお話をして「すごいです」と感動をお伝えすると、

「よっぽど財産があれば別だけどねえ」

と謙遜されていました。

 

しかし実際には財産があれば揉めるというものではありません

家庭裁判所に持ち込まれた相続の争いでは、資産額1000万円以下が3割にのぼる、というようなデータもあり、私は今回見ていて結局人柄が大事なのかなと感じました。

 

育ちのよさ、というと語弊があるかもしれませんが、今回みなさんそういった雰囲気だったので、家庭環境や現在の関係性や、

「こういうことをしてくれてたから少し多めに」

「ここは手間をかけてしまうので少し多めに」

といった思いやりが随所に感じられ、私はその思いやりに感動したのでした。

 

 

感動できる人柄に会えることは貴重

たびたびブログでも書いていますが、私はブログを書きはじめたことで自分が意識していた以上に付き合う方の人間性を重視していると気づきました。

 

「せっかくもらえるなら少しでも多くもらいたい」

という気持ちは人間としてあたり前に持っているものですし、その気持ちを否定はできません。

(私も持っています)

 

「いまお金に困っていて……」

どんなに元の人柄がよくても、タイミングによってはそう思わざるを得ない状況もあるでしょう。

 

でもだからこそ、こういうときに相手のことを思いやり、行動に移せることはすごいことです。

こういった尊敬できる人間性に出会えるのは貴重だなあと心から思います。

と同時に金銭面や気持ちの余裕の大事さをすごく感じた出来事でした。

 

 

 

おわりに

というわけで先日感動した出来事について少し書いてみました。

自分もだれかから「すごい!」と思われるぐらいの人間になりたい、という決意を新たにしました。

めがね。

 

 

 

 

 

 

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