こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。

 

どんな質問でもいいのですが、ときどき、だれかへ質問をしたときに、

「うお、ずいぶんすっとんきょうな答えが返ってきた」

と驚くことってありませんか?

 

なにを隠そう私もすっとんきょうな返答をしてから「あ、いまのはたぶん質問の趣旨と全然違う答えだった」と気づくこともあるのですが、もしこういった、

「相手の返答が自分の想定していたものとは違う」

ということがつづく場合、2つの可能性があります。

 

それは、

  • あなたの頭脳が明敏すぎてほかの人がついてこれていない場合
  • あなたの質問力が足りない場合

の2つです。

 

さて、あなたはどちらでしょうか?

 

 

質問力とは 質問をするときには「抽象的な質問か」「具体的な質問か」を意識する

 

「自分がすごいのか質問力が足りないのか」というのは少々意地悪な質問ですが、私もセミナーをしたりセミナーに参加したりいろいろな方とお話ししたりしているうちに、ぼんやりこんなことを思いました。

「相手の答えをうまく引き出せないのは、質問する側に問題があるのではないか?」

ということです。

 

質問に限らず、だれかと話すときには以下のことを意識しなければいけません。

 

 

それは「いましている話が抽象的な話なのか具体的な話なのか」ということです。

 

特にだれかに質問をするときにはこれを意識したほうがよく、「抽象的な質問」の例を挙げると、

  • 人生にとって大切なことってなんだと思いますか?
  • お金と人ってどんな関係にあるでしょうか?
  • 愛とは?

のような答えの範囲が広すぎるうえに正解のない質問です。

 

「具体的な質問」の例を挙げると、

  • 朝、なにを食べてきましたか?
  • あなたはどんなビジネスをされてるんですか?
  • 今日筋トレしました?

といったその人なりの答えが期待できる質問です。

 

 

 

突然抽象的な質問に飛ぶと困惑する

たとえば以前セミナーを受けていたときに、突然

「人生にとって大切なことってなんだと思いますか?」

と振られて困惑したことがありました。

 

人と話をするときは、「具体性のある話」をすることがほとんどです。以前受けた営業を例にすると、

  • 今日は暑いですねえ
  • 最近調子はどうですか?
  • 社員のモチベーションに関してお困りのことはありますか?
  • うちではこんなサービスを提供しています
  • このサービスでしたらこういった面で御社のお役に立てますよ

という感じ。

「最近調子はどう?」は多少抽象度の高い質問ではありますが、これには「あなたの調子」という言葉が隠れていますし、挨拶としてよくあるものなので相手が答えやすく、それなりに具体性もある話ということができます。

 

 

会話で出る範囲はこのあたりがほとんど。

 

これは通常の会話でもセミナーでも同じです。

そのセミナーでもやはり具体性のある話を中心に聞いていたのですが、そこでものすごく抽象的な、

「人生にとって大切なことってなんだと思いますか?」

というような質問を突然振られると、人は

  • えっ、この質問いままでの話となにか関係があるのか?
  • これまでの話と関連づけて答えないとダメ…?

などと、それまでの具体性のある話と関連づけようとしてしまいます

 

 

 

抽象的な質問に飛ぶときの対応策2つ

これ、私は質問する側の「抽象性・具体性」に関する配慮が足りないから起きる問題、もっと絞るとたいてい質問の具体性が足りないから起こる問題だと思っています。

(私の頭が鈍いのはさておきます!さておく!)

 

ひと呼吸置くために抽象的な質問を挟むのは全然アリです。

人は緩急があったほうが引き込まれますしね。

 

なので、自分の望む回答が返ってこなかったり質問をした相手が戸惑ったりしているような場合、2つの対応策が考えられます。

  • 抽象的な質問が必要であれば、緩衝材的な言葉を前後に置くこと
  • 単純にもっと質問を具体的にすること

 

 

対策1 緩衝材的な言葉を前後に置く

まず1つめは緩衝材的な言葉を前後に置くことです。さっきの質問に言葉を足すとすると、

 

「さて、突然ですが人生にとって大切なことってなんだと思いますか? 思いついたとおりにお答えいただいて構いません

 

といったような「突然ですが」や「思いついたとおりでいいんですよ」などが有効です。

こういう言葉があることで、「あ、いままでの具体性のある話から切り替わったんだな」という話の区切りが意識され、「正解のない質問をされてるんだな」「答えの範囲を限定されてないんだな」と認識することができます。

これだけでも相手はだいぶ答えやすくなるはずです。

 

対策2 質問をもっと具体的にする・絞る

また、さらに有効なのが、質問をもっと具体的にすること・絞ることです。もしさっきの質問の抽象性を保ちつつ絞るのであれば、

 

「人生にとって大切なことって、幸せになることでしょうか? 成功をつかむことでしょうか?」

 

といったように自分のほしい回答への道筋を用意してあげる、のも一つの方法ですね。

特に「自分の主張したい回答」と「一般的に思われているであろう回答」の2択にしてあげると、相手は選びやすいですし、「幸せだと思うでしょう? でも違うんです」などとつづけることで意外性を演出することもできます。

(ちなみに私は幸せ派です)

 

実際には、すっとんきょうなやりとりになる場合、私はこの

  • 質問をもっと具体的なものにする
  • 相手が答えやすいように絞って質問を投げかける

といった配慮が足りないことがほとんどなのではないか、とも思っています。

 

このことを心がけるだけでも、お互いにもっとスムーズなコミュニケーションができるようになるのでは、と。

 

 

 

説明をするときも同じ 全体と部分を意識する

これはなにかの説明をするときも同じで、言葉を少し変えると「いましている説明が全体か部分かを意識しなければならない」と私は思っています。

『はじめての話す仕事 気をつけるべき心構え2つ』でもちょろっと書きましたが)

 

 

そして、原則として、

  1. まず全体像の話をし、
  2. つぎに現在の話が全体像のなかのどの部分なのか、位置づけを明確にしながら部分の説明をする

という流れだと「全体との関係性」と「その部分の仕組み・流れ」が区別して頭に入るので、おすすめです。

 

(全体との関係性がわからないと、「いまなにをやっているんだろう」「これをしたらどうなるんだろう」ということが具体的に頭に描けません)

 

 

 

 

質問力の鍛え方 まとめ

というわけで、鍛え方というと少し大げさでしたが、

  • 抽象的な質問
  • 具体的な質問

を意識することで、相手の方から思ったような返事を引き出そう! という内容をまとめました。

 

これは特にセミナーなど、「自分が話す側」になるときにはすごく重要なことです。

「なんだか思うような反応が返ってこない」

「相手が答えにくそう」

「どうにもすっとんきょうなやりとりになるなあ」

と思う場合、特に質問をもっと具体的にする・絞ることを心がけてみましょう!

(めがねお前がな)

 

 

 

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