RPAソフトでMFクラウドにログインし、会社選択まで自動化してみた【WinAutoMation】

 

こんにちは。めがねロボットの谷口(@khtax16)です。

 

めちゃくちゃ大したことない動画なのですが、RPA(RDA)ソフトであるWinAutoMationを使って、「MFクラウドにログインして事業者選択をする」というロボットをつくってみたので、一応公開してみます。

(RPAソフトって言い方で合ってるのかしら…)

 

ちなみに前回つくった『RPAでe-Tax電子申告番号を取得してみた』はこちらです!

 

RDAでMFクラウドにログインし、「事業所・年度の管理」へ移動するロボットをつくったよ

前提としては、

  • 税理士事務所でMFクラウドを導入している
  • 複数社ある
  • ブロンズメンバー

という感じです。

 

ブロンズメンバーで複数社あると、会社を選択するときにいちいち画面を移動しないといけないのでめんどくさいんですよね。

「それぐらい大したことないだろ!」

と思われるかもしれませんが、ロボットをつくってみると、たかだか事業者選択の画面に行くだけでも無数の選択を強いられていることに気がつきます。

 

特に銀行口座で「未入力」になっているものがあったりすると、

・あれ、これ入力するんだっけ

・いやこの会社じゃないわ。会社変えないと

・あれ、でも、この会社でなんか修正しておくところなかったっけ…?

・まあいいやあとにしよ、ええと、ほかの会社を選択したいときは右上のここをクリックして…

といったように、思っている以上に雑念が湧くものです。

 

まあそんな前置きはさておき、動画です。

 

(はじめてYouTubeでモザイクかけてみましたが、雑ぅ! でもすごいですねYouTube)

 

 

この作業をするときに、

・事前にMFクラウドをログアウトしていること

・日本語入力モードがオフになっていること

を注意しないといけないのが難点です。。

(ifかなんか入れて解消できるんじゃないかとは思っているんですが)

 

手順としては、

  1. 『Run Application』でChromeを指定
  2. 『Send Keys』でMFクラウドのアドレスを入力
  3. 『Wait』で待ちつつ『Send Keys』でログイン
  4. ホームでまた『Send Keys』

という感じです。

 

実験的に、手順をもう少し詳しく書いていきます。

 

 

手順1 『Run Application』でChromeを指定

WinAutoMationの場合、webレコーダーでやるとIE(Internet Explorer)になってしまうので、実験も兼ねて普段使っているChromeを指定してみました。

 

私の場合、デスクトップにショートカットを集めたフォルダをひとつ置いておいて、「Application Path」でChromeのショートカットを指定しています。

(すると自動的に本来のChromeのPathに変わります)

 

 

手順2 『Send Keys』でMFクラウドのアドレスを入力

私は普段Chromeを1つ開きっぱなしにしているのですが、『Run Application』で開くと新しいウィンドウが立ち上がります。

するとアドレスバーに自動的にカーソルが行っているはずです。

(新しいタブの種類によるかもしれませんが、その場合「Ctrl+L」を挟めばいいかと)

 

 

この状態で、MFクラウドのログイン画面に行くよう『Send Keys』で「MFクラウドのURL{Enter}」を入力させます。

 

(絶対大丈夫だろうと思うのですが、念のためURLを一部隠しています)

 

 

手順3 『Wait』で5秒ほど挟んでから、『Send Keys』でログイン

画面遷移に時間がかかることがあるので、私は『Wait』で5秒ほど挟んでいます。

(ここ以外にも、移動に時間がかかるところはすべて『Wait』を挟んでいます)

 

ログイン画面で、アドレスとパスワードを同様『Send Keys』で入力させてもいいですし、Chromeに記憶させているならそのアドレスとパスワードでMFクラウドにログインします。

 

 

手順4 ホームでまた『Send Keys』

そうするとホームに行くので、ここで

{Tab:5}{Enter}{Down}{Enter}

のように、Tab・Enter・矢印キーを組み合わせて「事業所・年度の管理」画面へ移動します。

 

(MFクラウド横長なんだよな…)

 

これでなにも考えずに事業者の選択画面に行けました! あとは会社を選ぶだけ!

 

 

改善したい点

本当はここで「Ctrl+F」を押して検索バーを出すところまでやりたいんですが、なんかうまく行かず…。

もうちょっと試してみます。

※ 2018年4月4日追記 「F3」にしたらできました!

 

あと「谷口Wait使いすぎ問題」とかいろいろあるので、もっとスマートなやりかたをご存じの方がいらっしゃれば教えてもらえたら嬉しいなーと思ったりなんだり。

 

あ!あとMFクラウドは「自動で仕訳」などのメニューにTabなどのキーボード操作で行けないっぽいので、改善してもらえないかなーとも考えています。

(freeeはTabキーで行けます)

『Move Mouse』で座標を指定してもいいんですが、PC変わったら使えなくなるのも嫌だよなーと。

 

 

以上、RDAソフトであるWinAutoMationとMFクラウドの組み合わせでした!

大したことないやつもちょくちょく上げられたらなーと考えています。

実験的に手順も書いてみましたが、はたして! 需要があるのか!

 

 

 

 

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