こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
シングルタスク!
やっぱシングルタスクよね。
最近改めてそう考えるきっかけがありました。
それには複合的な要因があるのですが、この「シングルタスク」については書籍の『SINGLE TASK』を読んだことが大きいです。
「マルチタスクの非効率性なんて散々ものの本で読んでいるさ」
と、ちびまる子ちゃんの花輪くんのように髪をフワサッとかき上げているそこのあなた。
あなたのような、そして私のような花輪くんにこそ、いまこそシングルタスクの見直しが必要なのです。
目次
「無意識に行なってしまっているマルチタスク」を排除する
『SINGLE TASK』一点集中術を学ぶ
私が読んだのはこの本です。
私はこういう仕事術とか集中術に興味があって、同ジャンルの本をちょくちょく見てはいるので、正直な話、本の内容として「目からウロコ」的なものが詰まっていた、というわけではありませんでした。
なので読後もそれほど濃く内容が残ったわけではなかったのですが、その代わり、時間が経っても私のなかに著者のシングルタスクへの執念が色濃く残っていたことにあとで気がつきました。
著者は「とにかくシングルタスクだろうがバカヤロー」「マルチタスクがなんぼのもんじゃいコノヤロー」と言わんばかりにシングルタスクを礼賛しています。
(実際はこんなに喧嘩腰ではありません)
シングルタスクとは
説明が必要かわかりませんが、シングルタスク・マルチタスクのご説明も一応しておきます。
- シングルタスク ⇒ 一つのことだけに集中すること
- マルチタスク ⇒ 複数のことを同時に行うこと
というのが違いです。
「マルチタスクってかっこよさそうに聞こえるけど、人間はひとつのことしかできないだろがコノヤローがよく聞けバカヤロー」というのが本書でひたすら言われていることであり、私も深く賛成しています。
(実際はこんなに喧嘩腰ではありません)
「すべての人間はマルチタスクが不可能」とは断定できませんが、少なくとも私は100%マルチタスクができない人間です。
マルチタスクをするとほんとひどいことになります。
「シングルタスクのすすめ」自体は目新しいものではない
正直言って、読んでいた当初は、
「マルチタスクってそんなにみんなやってる?」
「仕事術の本だとだいたいシングルタスク(ひとつのことに集中する)って書いてない?」
と思っていました。
しかし上にも書いたように、私にはこの本の内容よりも「シングルタスクへの執念」が読後残っていたので、仕事中ふいに「おれめちゃくちゃマルチタスクしちゃってんじゃん」と気づくことと相成りました。
たとえば、仕事で使うソフトへの入力などをしているとき、
- 「この処理ってこれで合ってるんだっけ?」と気になってあることを調べ出す
- ふいにメールを開いてチェックし出す
- 伸びをして「あっはーん」と叫び、めがねをかけたり外したりかけたり外したりする
という奇行に走っている自分に気がついたのです。
厄介なのは、そのタスクと関連のある思いつき
特に厄介なのは一番上の「そのタスクに関連した調べ物」です。
私はこれまで、「思いついたときに確認しないと忘れちゃうよね」とそのまま調べ物に突入し、気づいたらかなりの時間が経過している、ということが多くありました。
しかしこの本を読んでから冷静に考えてみると、その疑問には、
- その調べ物を解決しないと先に進めない疑問
- 若干脇道にそれた調べ物で、調べなくてもとりあえず先に進める疑問
という2つの種類が混じっていることに気がつきました。
上の疑問はシングルタスクの延長線上にあるものと言えますが、下の疑問は本来のタスクとは別のことをしているのです。
つまり「シングルタスクをしているつもりが、自然とマルチタスクに移行している」と言え、これはいかんと意識とやりかたを変えました。
具体的には、ふいに「調べ物が必要だ」と気づいたときに、その疑問がどっちのものかを自分に問いかけ、
その思いつきの疑問を調べなくても先に進めるときはメモだけしておき、必要ならあとで改めて調べる
という方式に変えました。
このやりかたが正解かどうかというよりは、
「頭でマルチタスクはダメだとわかっていても、無意識に行なってしまっているマルチタスクはないかを自問すること」
が必要なんだなというのが、このシングルタスクにまつわる一番の気づきであり、課題として常に感じている「集中力をいかに高くキープするか」にいい影響がありました。
まとめ
というわけで、
- とにかくシングルタスクだコノヤロー
- 「無意識に行なってしまっているマルチタスク」がないか自問してみよう!
という内容をまとめました。
そういえば、アプリ系の通知を切る代わりに、サイレントモードにすることも試みていて、結構快適です。
その代わりに電話にほとんど気づかないことと相成りましたが、電話が必要なときは折り返すか事前に時間指定でお願いするなどしてみています。
独立してもうすぐ1年半、じょじょに電話ちゃんのことが嫌いになってきました。
ツールとしては嫌いじゃないんですけどね。ふいにかかってくるとびっくりしちゃうからね。ほら、めがね臆病だから。いきなりびっくりさせると目が飛び出してめがね割れちゃうから。マンガみたいなことになるから。もしそれが本当なら動画で撮って拡散したいところだけどびっくりさせるのはほんとやめてね電話ちゃん。
あ、話がそれてる!これっていま頭の中がシングルタスクになってなかった証拠じゃん!!
という自己批判とともに当記事を終えたいと思います。
めがね。
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