「スナックめがね」を開きたい めがねのめがねによるめがねのための楽園を求めて

 

 

こんにちは。スナックめがねのあるじ、めがね谷口(@khtax16)です。

 

少し前のことですが、

「税理士がある日消滅したら何をやる?」

という話を友人としたことがあります。

その場では答えが出なかったのですが、あとで考えたところ、ふとあるアイデアが閃きました。

 

また、つい最近妻と話していて、

「もしいま手元に潤沢な資金があって、お店をやるとしたら何をやる?」

と聞かれました。

 

「税理士がある日消滅したら」のアイデアがあったため、私はすぐにこう答えました。

 

「スナックかな」

「スナック?」

「そう、あの商店街の隅っことかにあるスナック」

「なんでスナックなの」

「いや、最近スナックのビジネスモデルが見直されてるみたいよ。小さいスペースでよくて、固定費もほとんどかからずできるし、リピート客がつかめれば最小限の売上で回せるし。あ、固定費っていうのは人件費とか家賃とかそういうのね」

「でもママさんは雇わなきゃいけないから、それなりの人件費は出そうだね」

「えっ」

「えっ」

「おれがママなんだけど」

「えっ」

おれがスナックのママやる つもりなんだけど」

 

 

恥じらいもなく「スナックめがね」を開きたいと公言するあたくし めがね 33歳

その後も妻は非常にいぶかしげな顔をし、なかなか納得してくれなかったため、私はひとつの真理に逢着しました。

 

それは、

「男がスナックのママになりたがるのはどうもおかしいらしい」

ということ。

 

私は冒頭の問いのとき、わりと自然に「あっ、スナックのママだな」と思ったため、逆に妻の戸惑いに驚いてしまいました。

(まあ妻の場合「男がスナックのママになりたがる」+「夫の気が触れた」というダブルパンチのせいでしょうけれども)

 

 

なぜスナックをやりたいと思ったのか

「なぜスナックをやりたいと思ったのか」というと、一切ふざける気持ちはなく、

  • 人と会うのが好き
  • 初対面の人でもまったく苦にならない
  • 話を聞くのが好き
  • お酒を飲む場が好き
  • ひとりでも運営可能

というところがいいな、と思った次第であります。

 

特に私、人の話を聞くのが好きで、自分の話って「自分が知覚できていること」を話すわけですから一定範囲を超えませんけど、人の話って無限の広がりを持つわけじゃないですか。

(自意識と比較したときの「広がり」の話なんですが)

 

あと私、教祖じゃないですか。『おれ、教祖になる!「ハッピーメガネキラキラ教」立ち上げの儀』で教祖になったわけじゃないですか。

教祖やれんならママもやれるだろう、という判断に当然なりますよね。

 

というところで「意外と向いてんじゃないかな」と思ったことが挙げられます。

 

 

母親の経験も大きい

こんな流れでまじめな話をするのもどうかと思うんですが、私『プロフィール補足 小学生編 お漏らし大帝現る』でもちょっと書きましたとおり、小学生のときに両親が離婚してまして、母親が女手ひとつで男三人のこどもを育てることになったわけであります。

 

食べ盛りの子もいるわけですから、普通の稼ぎではとても足りないっていうんで、一時期ですが母は昼間の仕事に加えてスナックで働いていたこともあったのです。

いま考えたら本当に昼も夜も働いていて、「もう少し思いやりを持てよ馬鹿野郎」と当時の自分を叱りたいぐらいなんですが、ともかくそこのスナックのママさんがめちゃくちゃ親切な方だったんです。

 

すごく小柄なんですけど、明るくてパワフルで、スキーに連れていってもらったり当時飼っていらした犬(ポメラニアン)と遊ばせてもらったりしていて、その話のおかげで気づいたんですが、

自分の中でのスナックのママさんのイメージがめちゃくちゃいい

ということがあります。

 

母が働いていたのはもう20年近く前ですが、未だにうちの母はそのママさんと遊びに行っています。

そういうのもあって自然と「スナックのママいいじゃん」という発想になったのかなあと。

 

必要なら女装も厭いませんが、趣味なのかどうなのか自分でもわからなくなるおそれがあるため検討中です。

 

 

類似業種の検討

「スナック」という話をしたとき、妻からは

「あー、夫はバーテンダーとかも似合いそうだね」

と、相手に嫌な思いをさせることなく方向を修正するという神技が披露されたのですが、私の返答は、

 

「いや、バーほどしゃれた雰囲気である必要はないのだ」

 

という頭のおかしいもの。

 

妻はめげずに、

「うーん、ラウンジみたいな雰囲気なのかな。お酒も出すラウンジ。私のラウンジのイメージが一般的かはわからないけど」

と付け足しましたが、

 

「いや、ラウンジだと『場所』と『雰囲気』が商品になるわけでしょう。僕は『人』を商品としたいのだ。自分自身をこそ商品とし、来てくれるお客さんとのやりとりを楽しみに昇華させるのだ」

 

という「ちょっと何言ってるかわかんないですね」的な返答をしました。

 

 

「スナックめがね」の売り

ではそんなスナックめがねの売りとはなんなのか。

スナックめがねにしかできないサービスとは。

 

そう考えた私の頭に、ひとすじの閃光が駆け抜けました。

 

「入店資格:めがね」

 

「これだ!!!」気がついたとき、私はのども張り裂けよとばかりに叫んでいました。

めがねのめがねによるめがねのための聖地。そこがスナックめがねの目指すべき姿なのではないか。

私の熱い思いは涙となり、蒸発し、そっとめがねを曇らせました(湯気でね)

 

 

貸しめがねもあるよ

とはいえ、ふらりと訪れたお客さまを

「めがねかけてないヤツぁ帰んな!!」

と、ラピュタのおばさま並の剣幕で追い返すのも客商売とは思えぬ所業。

 

そこでの妙案は

貸しめがねも用意しておく

というもの。

 

しかし「スナックめがね」の来店にめがねをかけ忘れるような不届き者には少々辱めを与えなくてはならぬ。

 

ということで、

 

 

こんなのとか、

 

 

こんなのとか、

 

 

こんなのばかりを用意しておくこととします。

 

まじめな話ができない雰囲気になるね。

 

 

税務相談もできる!!

また、スナックめがねのもうひとつの売りとして、

お酒を飲みながら税務相談もできる!

というものをご用意しました。

 

これで迷えるフリーランスの方・ひとり社長の方も救われることになるでしょう…。

 

 

※ 税理士が消滅した場合の話なのに需要があるのか

※ ママは泥酔するとすぐに記憶をなくすため、正確性については保証しかねます

※ 「税理士法がどうこう」というマジレスは不要でございます

 

 

 

おわりに

こんなくだらない話でなぜ2,000字も費やしているのでしょうか。

 

しかしわりと本気で、

ブログで集客すれば結構いけんじゃないか

などと甘いことを思っています。

ふざけた話いかがわしい話を書いても「ママだからね」で済むのではないかという目論見)

 

まったくの新規事業をはじめるときに大切なのは「小さくはじめる」というもの。

 

はじめるなら税理士の仕事があるうちに、副業的な感じで夜やってみるかな、と本気なのか冗談なのか自分でもわからないままに考えています。

(近々ではじめる予定はございませんので、お客さまはご安心ください)

 

「スナックのママ×めがね×ロボット」あるいは「スナックのママ×めがね×教祖」で100万人にひとりの人材を目指すのが当面の目標。

 

スナック自体はキングコングの西野さんとか、『人生の勝算』で前田裕二さんとかがほめていたような気がします(うろおぼえ)

 

(面白かったは面白かったですが、そんなにおすすめの本というわけでもありません)

 

 

まあお酒に頼ったビジネスモデルって、健康志向もあって今後縮小していくのかなあとも思っているところがある(お酒大好きなお店か、お酒に頼らないお店かに二極化していく気がする)ので、そのへんも考えなきゃいけないのでしょうけどね。

 

「ほんとにやるなら行くよ」と思ってくださる方は、今後の指針としますので会ったときにでもこっそりお伝えいただけると喜びます。

 

ちなみに「入店資格がめがね」と「貸しめがね」は、自分で考えたふうに書きましたが妻の案です。天才である。

 

 

 

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<余談>

「事務所のホームページに本気で手を入れていかないと」、という雰囲気が自分の中で醸成されてきたため、5月は100メガの更新が滞るおそれがございます。

(もともとこちらは週3ぐらいの更新ですが)

まあそんなこと言いつつ、くだらないこと思いついたときに一気に書いてしまうそうな気もしますね。

めがね。

 

 

 

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<追記>

公開した直後に『人生の勝算』の作者である前田裕二さんが、石原さとみさんとお付き合いされているというニュースが流れていることを知り、

「なんでおれはいつもタイミングが悪いんだ」

と絶望しています。

 

ただそれで手のひら返しをするのもよくないので、『人生の勝算』に対する評価はそのままにしています。誰と付き合おうとその人の作品には関係ないですしね。

 

 

<広告代わり>
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