こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
ToDoリスト(タスクリスト)をつくっていて、
- ◯◯セミナーに行くか検討
- △△のサービスに申し込むか考える
などのように、迷っていることに対して「検討」や「考える」と書いてしまうことってありませんか?
今回は私のように慎重(優柔不断)な方に、想像以上に効く「決める」という言葉の強さについて書いてみました!
目次
ふと思いついたタスクは翌日以降に回す
私はToDoリスト(タスクリスト)を作成する際、「ふと思いついたタスクは翌日以降に回す」ということを基本的にしています。
これは、『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則』という本を読んで以来身についた習慣です。
これは、具体例を挙げるなら、
- ふと届いたメールマガジンで、自分が興味のあるセミナーをやっていることを知る
- その宣伝ページのURLとともに翌日こなすタスクに「◯◯セミナーに行くか検討する」と登録しておく
といった行為をするわけです。
思いついたタスクを翌日以降に回すメリット
こうするとなにがいいのかというと、メールを処理するというタスクを集中してこなしているときに、
- セミナーの内容が本当に自分の興味に合ったものかを調べる
- セミナーの日程や金額が物理的に行ける条件のものかを調べる
- 実際に行くかどうかを決定する
といったような横道にいちいち入ってしまい、本来こなすべきタスクから意識を離してしまうことを阻止できる、という効果があります。
メールを集中してさばいているときに、一度まったく別のタスクに意識をやって、また元のタスクに戻ってくる、ということをすると自分の思っている以上にエネルギーを消耗することになります。
独立してからというもの「人の集中力って有限なんだな」と痛いほど実感したところがあり、少しでも集中力をムダに使わないように、という心がけでそうしている次第です。
(それがまったく問題なくこなせる人はいいのでしょうが、私には難しいです)
タスクリストに「検討」「考える」と書くのは先送りのもと
で、こういったときに、私は冒頭でも書いたように、
- ◯◯セミナーに行くか検討
- △△のサービスに申し込むか考える
というような内容でタスクを登録していました。
要は現在迷っていることに対して「ちょっと時間をとるからその時間内に調べて判断してね」と明日の自分へメッセージを残しておくわけです。
ただ私はもともと慎重すぎるきらいがあり、この方法の問題点として、
「検討してみて、物理的に行けることはわかったけど、いまひとつ決め手に欠けるため最終判断はまた翌日以降」
と調べはしたけど決定を先送りしてしまうことが多々発生していることにあるとき気がつきました。
先送りしてしまいがちなタスクは「決める」「決断」「決定する」と書く
この問題に対してどう対処すべきか悩んだのですが、試しに、
- ◯◯セミナーに行くか決める
- △△のサービスに申し込むか決定する
と動詞を「決める」などに変えてみることにしました。
すると不思議なことに、
- 考える ⇒ 行くかどうかを検討すればOK。決断するかはまた別
- 決める ⇒ 行くかどうかを決断しないとタスクをこなしたことにならない
という違いが無意識のうちに生まれ、特に意識しなくても決断まで自分に迫るようになりました。
私がよくブログや本を読んでいる方で、「言葉のつかいかたに注意する」と言っている方は何名かいらっしゃいます。
本当にささいな違いなのですが、ちょっとした言葉のつかいかたでこんなに意識が変わるものか、と自分でも驚いた次第です。
ToDoリストには「決める」と書こう! まとめ
というわけで、ToDoリストに登録はしているものの決断を先送りしてしまいがちな方に、
- 決める
- 決断する
- 決定する
という言葉で自分に決断まで迫ろう!という内容についてまとめてみました。
なお、例に挙げたセミナーやサービスのように、なんらかの手続きが必要なものは申し込みまで済ませてしまうとより効果的です。
「決めた!」はいいものの、申し込みを翌日以降に回すと結局決心が揺らぐことも多いので。
(前日のタスク決定時に申し込みのバッファも設けておく)
こう書いてみると「そんな大げさな」というぐらいささいな違いですが、言葉の力というものは自分が意識している以上に大きいです。
特に私のように慎重(優柔不断)な方は、ぜひ「決める」と書いて自分に決断を迫ってみてください!
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