結婚10周年を迎えられたことへの感慨 & ネトラレについての所感

 

「奥さんの話、しなくなったね」

 

というのは、先日友人と久しぶりに会ったときに言われたことでありますが、「しなくなった」もなにもSNSをやめブログをやめた人間として「そもそも妻の話を放流する場がない」というのが実際のところなのであります。

まあ「やめた」と言いつつブログに関しては2024年で3記事目をこうして更新しているわけでありますが、これに関しては別の友人と会った際、

 

友人「ブログやめたんだっけ?」

メガネ「いや、今年2本も書いてしまったよ(ドヤ顔)」

友人「たった2本かーい!」

 

と絶叫され、「えっ、2本も書いたのに!?」と内心すごくびっくりした事件に起因します。

 

私としては、「ええ~っ!?(マスオさん風驚愕) メガネくん、やめると言っていたブログなのに2本も書いてしまったのか~い!?」みたいな、私のウルトラグレート偉業をほめたたえるリアクションが返ってくると決め込んでいたものですから、友人の「たった2本かい」という反応は私にとってはなはだ不服だったのであります。

 

しかし、翻って考えてみると、独立初年度は平日毎日更新していたわけで、一週間に5本で52週をかけると260本になることを思うと、そりゃ2本ごときで「え~すごいすごい、たくさん書いたじゃん!」などと幼子をほめるがごとき言動にならぬこともまた自明なのであります。

 

発信という行為の重みをナメるんじゃないよこのどぐされ近視野郎が。

あとやめるやめる詐欺してんじゃねーよこうするぞ ↓

 

 

メ、メガネ…!?

バリンバリンどころかこんなにもバラバラになっちまって、これは、いくらなんでも残虐すぎやしませんか…?

慈悲は、人類はどうでもいいからメガネという尊き聖具に対する慈悲はないのですか…?

 

ということで悔しさから「もう1本更新しちゃるわい!(発奮したところで追加するのは1本のみ)」と思い立ったわけなのですが、私が「妻の話をしなくなった」という点にはそもそもする場がない問題のほか、妻のことを発信していた時期に、

「本当にうまく行っている夫婦はSNSでわざわざアピールするようなマネはしない。愛妻家アピールをわざわざ他者に向けてする男は人間的に下劣である可能性が高い」

みたいな言説を見かけて、たしかにそうかもなぁと思ったことにも由来します。

 

これは私が妻のことを好きだ好きだと発信していたせいなのですが、「そんなに好きならケンカもしないんでしょ」と別の友人から言われたこともあり、「なんだか誤解を招いている気がする」とも感じた次第です。

 

ここ2年ほどはだいぶ減りましたが、普通にケンカしますしケンカの末に離婚危機に陥ったこともありますし、なんだったら私は「モラハラ気質なのではなかろうか」と我がことながら怪しく思われる部分があり、「ネットでの片一方のみからの発信を鵜呑みにしてはならない」という教訓はことほどさように真実なのであります。

(ときどき回ってくるネットの「モラハラ夫の実態」みたいなのを見て「おれじゃん」と我が身を振り返ることがたびたびあります)

 

結婚10周年を迎えました & 妻は年上だよ

と、そんなメガネのところの夫婦ですが、タイトルにも書いたとおり、少し前に結婚して丸10年を迎えました。

 

ヒューヒュードンドンパフパフレーム

 

いろいろあって、

「20代で結婚したいなぁ」

と思っていたわたくし、ギリギリ29歳のときに結婚をしまして、そのまま人生の1/4を赤の他人だった人と一緒にすごしているというのは、とても不思議な気がいたします。

 

しかも結婚して2年も経たないうちに「わたくし独立しますわね」というどこぞのお嬢様のような口調で突然不安定な身分になったわけで、それをずっと支えつづけてくれた妻には頭があがりません。

 

10年という月日は、言葉にしてしまえば一瞬ですが、まったく違う環境で育ってきたふたりがすごす最初の10年は、とても長くて重みのあるものでした。

上にも書いたように、モラハラ気質さえある汚泥のような性格の私との暮らしが順調だったわけはまったくなく、それでも10年を迎えられたのは誇張なく100%妻のおかげです。

いまが一番仲よくすごせていて、いまが人生で一番穏やかで、一番幸せです。

そう言えるのは妻のおかげであり、そして妻もそう思ってくれるように、自分を見つめ直して励みつづけなければならないと思っています。

 

私は暗い人間なので、「こんな幸せがつづくわけはない」ということもよく思いますが、同時に「まあ、でも、できるかぎりつづくようがんばってみよう」という気持ちにもなっています。

妻が幸せを感じる瞬間が少しでも増えてほしいので。

 

 

ところで、これもわたくしが一時期アホのように妻がかわいいだの女神だのみたいことを言っていたせいなのか、

「奥さんってかなり年下らしいね」

と言われたことが複数回あります。

 

いえ、うちの妻は私の2歳上で、姉さん女房であります。

(書いたことあったかなかったか覚えてないのですが)

 

私は10代のころから年上のお姉さんものが好きだったため(知るか)、これは自然のなりゆきといいますか、私にとっては「そりゃ年上とおつきあいしますわな」という感じなのですが、男女問わず何名かの方から言われたことがあるので書いておいた次第です。

いやもうこのブログを読む人はほぼ存在してないので書いておく意味あるのか、と言われたら多分ないんですが。

 

年下どころか「実在してるの?」もありました。してます!!(私の幻覚でなければ)

 

結婚が10年というだけで、出会ってからは12年が経っているので、もちろんその分だけ年齢は重ねていますけれど、私はいまも妻が世界で一番かわいいです。

本人にもそのように伝えています。

 

「かわいい!」と言ったとき、昔は「ソッスカネ…」みたいに居心地悪そうにしていた妻も、いまはうまくいくと「イェェェェイ!」ってサンシャイン池崎さんみたいになるので言いつづけてよかったなぁと思っています。

 

 

ネトラレについての所感

ところで、「年上のお姉さんものが好きだった」で思い出したのですが、私は同じく10代のころから人妻ものもそこそこ好んでおりました。

(残念ながら当時は熟女ものに到達できるほどには人格が練れておらず、そのため「若妻もの」と書くほうが正鵠を射ているかもしれません。若妻の正鵠)

 

しかしその後自分が結婚し、いかがわコンテンツ(男性向けアダルトコンテンツ)なんかを引き続き拝見しておりますと、昨今、といってももう結構長いことですが「ネトラレ(NTR)」という分野が隆盛を極めております。

 

「ネトラレ」がなにかを知らない方はいますぐ閉じていただきたいのですが、閉じる間もなく端的に書くと「間男」的な感じですね。

つまり、「彼女・妻をほかの男(チャラ男など)に寝取られ、精神的に奪われる」といったシチュエーションのものを指します。

 

「それの何がいいの?」と言うと、どうも「その屈辱感が倒錯した性的昂揚を与える」ということのようです。

(あるいは、寝取る側の目線で「おのれの肉体・テクニックで人妻等を陥落せしめた悦び」を表現したものもあります)

 

どのみち、私は自分には見合わないような人が妻になってくれてからというもの、このネトラレ(しかも人妻もの)は精神に多大なダメージを受けることと相成り、胸を張って「ネトラレ大好きィ!!」と言えるような高み(低み)に到達することが未だできておりません。

 

それでも、「ま、こんなものはいっときのブームであって、そのうち落ち着くだろう」と腕組みして後方にたたずんで傍観していたのですが、

「……いつまで経ってもネトラレが『あたくし一般性癖でござい』って顔してトップに立ちつづけてるんですけど!?」

と床を叩いて嗚咽をもらしはじめたのが現在の私です。

 

頼む、どうか、純愛イチャイチャものが幅をきかせるような、高杉晋作がかつて「面白き こともなき世で 純愛イチャイチャが覇権なら俺ニッコリ(字余り)」と願ったような、そんな世の中に……(手記はここで途絶えている)

 

 

 

 

 

 

 

 

(結婚10周年の話の終盤がこれでよかったのかは現在も悩み中です。私がだれよりも悩んでいますので安心してください)

(ネトラレがトップのほうに居座っている話は、私が閲覧・購入するサイトが偏っているせいである可能性もございます)

 

※ 死ぬほどどうでもいい追記

当記事を書いてから数週間が経ち、ふと「もしかして『純愛イチャイチャもの』より『純愛イチャラブもの』の表記のほうが一般的じゃない!?」という疑念が湧いてきたのですが、掲題のとおり死ぬほどどうでもいい内容のため末尾に追記して調べもせず放置いたします

 

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