AIとかSaaSの利用料を払ったときに「システム利用料」って勘定科目使うと結構いい…よくない?

 

だいぶ前から悩んでいたのですが、SaaSやAIなどのいわゆるクラウドサービスの利用料を支払ったとき、

「どんな勘定科目で処理するか?」

という経理(会計処理)上の問題があります。

 

まあタイトルのとおりなのですが、税理士である筆者は「システム利用料」という勘定科目をつくっちゃうことが多いです。

ちまたの会計ソフトにはおそらくこんな勘定科目は存在しないため、会計ソフトの「勘定科目設定」とかで「システム利用料」という新しい勘定科目を作成し、それで処理するということですね。

 

なんていうんですかね、たとえばAIの利用料を払った際、下の勘定科目だとそれぞれ個人的にこういう疑問が浮かんじゃうんですよね。

 

「通信費」
↓
たしかに通信によってそのサービスを利用してるんだけど、通信そのものにかかってる費用じゃないよね?

あくまで通信した先のサービスを利用するためのお金なのであって、そうすると「通信費」って意味合いとしては微妙にズレてない?

 

「支払手数料」
↓
これはたしかに意味合いとしては手数料なんだけど、ちょっと、範囲が広くない?

たとえば振込手数料とか、仲介手数料とか、なんかそういういろんな手数料とかと混じっちゃうと、「いまうちの会社ってシステム系でどれぐらい費用がかかってるのかね」って知りたいときにさっと確認できなくない?

(補助科目使えばいいじゃん、と言われたらそれはそう)

 

「消耗品費」
↓
ソフトウェアを固定資産として扱うことを考えると、そのソフトウェアの利用料を消耗品費として扱うことにも一理はあると思うんですけど、ただ個人的に「消耗品」って自社に所有権が移ってるもの、みたいなイメージがあるんですよね。

SaaSとかAI系ってあくまで「利用料」であって、所有権は取得してないじゃないですか。だから妥当かと言われるとどうもしっくり来なくて…。

「おめーだけだろ」とか「おめーの感覚じゃねーか」って言われたら「げっへっへ、そのとおりでゲス。さすが鋭い!」って扇子で頭を叩き前歯を突き出しながら答えます。

 

という感じで自分的にしっくり来る勘定科目がなく、「システム利用料」って勘定科目をつくることでそういった費用をまとめることにしているわけです。

 

ただこの勘定科目にもひとつ問題があり、それは

EDINETタクソノミ(上場企業等が利用している勘定科目をまとめた表)とか国税庁のe-Taxの勘定科目コード表に載ってない

という点であります。

 

私は「長いものには簀巻きにされて東京湾に沈められるぐらいの勢いで巻かれよう」という卑しい精神を掲げて日々活動しているため、よくタクソノミとか調べて「まあここに載ってる勘定科目なら使ってええやろ」みたいなことを考えて安心するんですが、このタクソノミ等には「システム利用料」などという勘定科目は載っていないのであります。

 

そうするとそのまま決算書を電子申告できない(ほかの勘定科目につけかえる必要がある)という問題が発生し、そうすると困ることもあるんですがもともと独自の勘定科目を使うことも多いため「無いなら無いでまあしゃあない」と流して生きてきたのがこれまでのわたくしでございます。

 

ただまあ「しゃあない」で流しつつも、「システム利用料の勘定科目ってよくない?」という感じで布教に励めば、万が一「ええやん」という賛同者が増える、あるいは「いやこちらのほうがいい」と議論になってもっといい案が出てくることもあるんじゃないか、と思い立って書きはじめたのが現在です。

 

筆者は税理士事務所としてのWebサイトも持っており、ほんとはそっちのブログとして公開したほうがおそらく検索に強くなるのですが、一方でもう5年ぐらい?(何年かも覚えてないぐらい)事務所のサイトを更新しておらず、死んだサイトにしているほうが「やだやだ仕事増やしたくない自堕落クソカス人間」に成り果ててしまった現在はいろいろ都合がよく「まあしゃあない」という気持ちでこの個人サイトでこのブログを更新しています。

なのでこの勘定科目が広がる可能性はゼロに等しい。これもひとつの自然淘汰であってわたくしはこれを受け入れよう、しかしまあ思いついたからには書くだけ書いておこう30分ぐらいで書けそうだしというのが現在の偽らざる心情でございます(もしかしたらまかりまちがって検索とかAIさまが拾ってくれるかもしれないし)。

 

また、なんとなく「年に1回ぐらいはブログを更新しようかな」という考えはあるものの、日ごろ大して書くこともないため「まあちょうどええか」となめた心持ちでいることも更新のひとつの理由です。なめるなよ。やるならきちんとやれこのゲス野郎がメガネを叩き割るぞ。

 

しかし上場企業とかってAIの利用料をどんな勘定科目で処理してんすかね。

ということは町の税理士にすぎないわたくしにはわかりようもないため、広大なネットの海にこの案を放流するだけして幕をおろしたいと思います。

余談ですが、わたくし妻に買ってもらったメガネをもう12年ぐらい使っており、「さすがにそろそろメガネを買い替えよう」と思って2~3年が経過しているよ!腰が重い!これが40代の足腰!