独立して4周年 & ひとり税理士が完全リモートスタッフを雇用して1年が経ちました

 

 

こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。

 

2020年7月1日。

わたくし、めがねの谷口が 31歳のときに売上ゼロで独立して4年が経ちました

(投稿日は7月2日ですが、まったく間に合わなかったため、強引に「今日は7月1日である」という体で進めてまいります)(そこそこ恒例)

 

いやー、もう4年か。 感慨深い。

 

私、もともとひとり税理士として独立し、ちょうど昨年の2019年7月1日にいろいろあった末アルバイトの方を完全リモートで募集いたしました。

 

特にその後発信してませんでしたが、順調に続けていただいておりまして、そのへんのことも今後の方の参考になるやもしれぬしならぬやもしれぬので、少し書いてみたいと思います。

 

MEMO

自分でもふしぎなのですが、内容が薄いくせにかなりの長文になってしまいました。すみません。もし読んでいただける場合でもテキトーに流し読みで大丈夫です

 

独立して4周年 & スタッフ様に助けていただく1年の感想

 

独立して4年が経ったぜいえい! あぶない!

何度か書いてますが、わたくし、

 

勤務していた事務所でいろいろあり、「これは辞めよう!」と思い立ち、4カ月後の退職を告げる(「辞めるにしても繁忙期のあとにしよう」という意図で4カ月後に設定)

最初は転職するつもりでいたものの、井ノ上陽一さんの『ひとり税理士の仕事術』という本を読んで「マジか。税理士ってひとりでもできんのか」と衝撃を受ける

「まじかー、どうしようかなー、おれまだ31歳だし、もし独立して失敗しても再就職できんじゃないかなー」みたいな準備も見積もりも何もない状態で退職1カ月前に独立を決める

売上ゼロで独立

 

みたいな流れで独立をいたしました。

 

 

独立から現在までのざっくり推移

で、本当にありがたいことに人に恵まれまして、4年が経った現在もこうしてどうにか独立を続けられております。

(ご縁をくださいました方、本当にありがとうございます)

 

独立~半年:

マジで売上ゼロだし営業の経験なんてまったくないし、どうやってお客さんを増やしていけばいいのかまったくわからず、もがきにもがいて「ギャンブルにでもハマったのかな?」って勢いで貯金を溶かしてゆく日々

 

半年~1年後:

ギリギリのところで、半年間がんばっていたあれやこれやが実を結びどうにかギリギリ食べていけるようになる

(ブログを週5~6回更新したり、異業種交流会行きまくったりしました。あと数少ない仕事をまじめにがんばった)

 

2年後~3年後:

何も考えずにお引き受けしすぎて仕事量がヤバくなる。ありがたいお話だったけれど物事は計画的にお進めなさいメガネお割りしますよ。

 

みたいなのがざっくり4年間の推移です。

4年目は、後述のスタッフさん募集に踏み切りつつ、仕事のやりかたなどいろいろ整理していく1年間でした。

 

 

5年目はしんどいことを積み重ねていきたい

前回書いたブログ(リンクは貼らない)、思ってたことをつらつらと夜中の勢いで書いたのですが、後日見返して「ヤバいな」と感じたのでした。

自分で認識してる以上に危機感が薄れてきているし、なんというか、「ゆるやかに腐ってきているとき」ってこんな感じなんじゃないかな、とふと思ったのです。

 

私が、無計画ながらも「独立してみよう」と思ったのは、もともと、将来的な危機感が強かったからでした。

この先何十年も仕事をしていくうえで、どこかに勤めていて、自分で仕事を取った経験もなく、与えられた仕事の多さにピイピイ愚痴をこぼす生活を続けていてよいのか。

 

その状態で、50歳前後のある日に「もう仕事がないから」と放り出されたら、自分は何もできずに死んでいくしかないんじゃないか。

自分が死ぬだけならまだしも、大切な人(妻のこと)もまもれずにそうなったら、多分自分のことがゆるせない。

 

独立するのが早ければ早いほど、その「どうにかして生きていく経験」がより多く積めていくのじゃないか。

 

そのときの焦がれるような危機感を、独立してマジでしんどくて「お金がなくなっていくのマジでぴえん」って心の内側で喚き立てて、でもどうにか、がんばって、運よく生き延びられただけのことなのに、尊大にも一般化して「世の中どうにかなるもんだよ」と軽薄にとらえ直してしまってはいないか。

 

そんなことを自分に対して感じました。

 

そしてそんなある日、どこかで志村けんさんの次のひと言を目にしたのです。

 

みんなが嫌がるようなしんどいことを、毎日少しずつ積み重ねていく。
そうすることで人がいないところへ行ける。

 

どこで見たかもはっきり覚えていないので、かなりうろ覚えなのですが、おおむねこのような内容のことをおっしゃっていました。

 

その言葉から自分の独立後のことを振り返り、「しんどいこと」から逃げすぎた4年間でもあったのかな、とふと感じたのです。

 

私はとにかく「誰かに押し付けられること」が嫌いなので、「独立した以上は、しんどさしかないことからは極力逃げる」と思って4年間過ごしてきました。

別にそのこと自体は悪いと思っていないし、後悔も反省もありません。

「逃げてしまったほうが事態が好転すること」というのは確実にあると思っています。

 

ただ、「将来の『ありたい自分』につながるようなしんどいこと」からも、目をそらして、先延ばしにして逃げてしまっていたのではないか、ということも、4年が経過したいま心の隅に感じています。

そしてそれは、いまにはじまったことではなく、税理士試験をはじめて余裕がなくなり、受かってからも仕事に必死でずっとごまかしてきたことがつづいてしまっているのではないか、とも。

 

具体的に何かはまた今度ブログ書けたらいいなと思っているのですが、ともかく5年目は「逃げるべきではないしんどいこと」と、少しずつでも向き合っていこう、ということをいま感じております。

 

あと本ね。本書くのほんとがんばる。

※ ダジャレにしようなどという意図はまったくございません。そんな低レベルなジョークを私が放つとお思いですか。アッ、思われますか。そうですか。やはり。

 

 

 

完全リモートスタッフのSさんを拝みたおした1年

というのが、独立してからの4年を振り返っての感想でした。

 

また別件として、上にも書きましたとおり、ちょうど昨年の2019年7月1日にアルバイトの方を完全リモートで募集いたしました。

 

・募集の記事

『【締め切りました】パートさん・アルバイトさんの募集 1名/時給1,500円/税理士事務所/完全在宅(リモート)にて』

 

・選考基準に関する記事

『はじめての採用活動への御礼・お詫びと、選考にあたって考慮させていただいた点まとめ』

 

・無事採用できましたありがとうございましたの記事

『【ご報告】無事完全在宅でのパートさんを採用させていただきましたの件』

 

というのが、当時の流れです。

 

 

募集時の条件としては、

・時給:1,500円

・完全在宅(完全リモート)

・想定勤務時間:週10時間ぐらい(多分かなりバラつきあるかと)

みたいな感じだったのですが、募集のブログを公開してから1日も経たずに56名もの方 にご応募をいただきまして、正直当時めっちゃテンパってました。

 

改めて、あのときご応募くださったみなさまありがとうございました。

 

 

実際に1年間サポートしていただいてどんな感じだったか

それで関西地方にお住まいのSさんにお仕事をスタートしていただきまして、すごく仕事が楽になりましたし、本当に日々助かっています。

仕事がめちゃくちゃ早いし正確。助かりすぎて割れそうになるメガネの補修に追われる日々です。

 

当時、はじめての募集で勝手がわからなかったわたくし、

「少なすぎても申し訳ないので最低月4万円は保証します」

という条件を設定していました。

時給は1,500円なので、月26時間以下でも月4万円は最低出しますよ、ということですね。

 

実際やってみてびっくりしたのが 1年で1回も月20時間を超えていないこと です。

仕事の見積もりヘタすぎるだろ。募集時の「週10時間ぐらい」って想定はなんだったんだ。

 

なので1年間ずっと月4万円です。

これは個人的に設定しといてよかったなと思いました。

時給で精算したら12,000円とかの月もあったので、「もう少し欲しいので、もうひとつ別のリモートバイトします」みたいになって対応が遅くなってしまうほうが私にとっては困るからです。

あと条件いいほうが続けてくれそうじゃないですか。いや環境ももちろん大きいし、それを整える努力は必要ですけど。私はわりと「やっぱお金大事っしょ」って考えなので。

 

そんなスーパーSさんですが、ただ1つだけ不満がありまして、普段「asana(アサナ)」というツールでやりとりをしているときに、ちょいちょい 雇用主より面白いコメントを飛ばしてくる ので嫉妬の炎が燃え上がることがあります。

もっと雇用主(私)の器の小ささを考えてほしいわ。ぷんぷん。

(念のためですが冗談です。そういうところもよきです)

 

 

ひとり税理士が雇ってみてどうだったかの感想

上にも書いたように、私はもともとひとり税理士としてスタートしましたし、正直いまも「ほとんどひとり税理士みたいなもんだろ」と自分では思ってるんですが、「ひとりじゃなくなるとどうなるのか」と知りたかった気持ちも当時ありました。

最初からまったく知らないのと、多少なりとも募集や実際の仕事頼むのやそういう流れを経験しているのとでは、少し違うのかなあと。

(もちろん、アルバイトと正社員を雇うのではさらに大きな壁があると思っていますし、雇った経験があれば誰かの優位に立てるとかそういう話ではありません)

 

で、私は、もし雇うか雇うまいか迷っているひとり税理士(ひとり社長)の方がいらした場合は、とりあえず雇ってみてもいいのでは、と現在思っています。

 

なぜならめちゃくちゃ助かるから。

それに尽きます。

 

テクノロジーで代替する超人もおられますし、それができれば理想なのですが、私の凡人としての立場で申し上げますと、やはり凡俗の人間がすべての雑事を代替するのはまだまだ難しいのかなと思っています。

私はペーパーレス進めているのでプリンターありませんし、『税理士業務効率アップのためのITツール活用術』みたいな本を一応ギリギリ書ける程度にはITツールに挑戦していますけれども、それでもまあなかなか手間のかかることは多いです。

 

いまはコロナの影響でありませんが、たとえば「よさげな飲食店探して電話する」みたいなことでも、やってくださるとほんとめちゃくちゃ助かるわけです。

Web予約ができる店もだいぶ増えてきましたが、それでも電話のみにしてるところや、「Web予約したのに結局電話してくるんかい!」ってなるお店もまだまだ多いです。

 

あと私、お店に電話するときって「いまの時間忙しいかな・・・。ああでもこの時間はお店閉まっちゃってるし」とかかなり考えるめんどくさい性格をしているので、なおさらありがたいのですよね。

(とはいえ、私は募集時にこうした「オンライン秘書的なこともやってほしい」と明記していました。頼んでも支障ない関係かは考えたほうがよいと思います)

 

 

妻・夫などのパートナーに頼めばいいのでは?

また、「アルバイトではなく、妻・夫などのパートナーに仕事を頼めばいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それでうまくいくなら私は全然オッケーだと思います。

 

かくいう私も、一時期愛する妻に頼んでいたことがありました。

あったのですが、正直申しまして

間違ってたときの修正がめちゃくちゃ言いにくい・・・!!

って思って2カ月ぐらいでお願いするのやめました。

 

お願いした仕事に、「いやこうじゃないんだ」と思ったとき、完全にお金で介するつながりであれば遠慮なく伝えることができます。

でも妻だと絶対ムリ・・・!!

「うふふ、ありがとうね」って言ったあと自分で泣きながら修正しちゃう・・・!!

 

あと「よさげな飲食店探して電話しておいて♡」なんて絶対頼めない・・・!!

「はあ? 私はあんたのなんなわけ?」って思われそうでこわい。

あと予算バレちゃうのもなんか気まずい。

 

いえ、私の場合なので、うまくいく方は全然いいです。

(私の妻は税理士業界とまったく無縁なので、適性的な問題もあったんでしょうし)

でもそうじゃないなら、素直に外の方にお願いしたほうが絶対ストレス激減します。

 

 

 

おわりに

やっべえめちゃくちゃ長くなっちゃった。

 

ということで、

・独立して4年経ったぜいえい!

・スタッフ様に助けていただき、西に足を向けて寝れなくなって1年が経過した

という内容をつらつらまとめました。

 

 

ところで、最近バートンという方の昔の詩で、

 

汝の男らしさの 命ずるところをなせ
自己以外の喝采を 求むるなかれ
自ら法を作り、それを守る者こそ
最も気高く生き、最も気高く死ぬものなり

 

というのを見まして、「男らしさの」というあたりは時代を感じつつも、男女関係なく「自己以外の喝采を求むるなかれ」ってめっちゃいいなあと思ったのです。

 

それは他者に対して「喝采を求めない(評価軸を他者に預けない)」というだけではなく、自分は、自分の喝采を惜しみなく受けられるような言動が、ちゃんと日々できているのかを自問する言葉、とも解釈できるのではないでしょうか。

自分自身が思わずスタンディングオベーションしたくなるぐらいの生き方をしていきたいものですね(誰だ)。

 

 

 

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