こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
早速ですがお詫び申し上げなければならないことがあります。
タイトルで「早起きできるようになった」と書いてますが、誇大表現です。まだ早起きできるようになってから10日しか経っていません。
しかし逆に考えましょう。
10日間は早起きできているのです……!!
(文字をでかくすれば説得力出るかなと思った)
私はもともと「早起きがしたい!」と思いつつ挫折続きの人生を送ってきたのですが、あるセミナーに参加して早起きに対する考え方を根本から変えたらかなり生活が変わりました。
実績として「100%定着した」とは言えませんが、手応えとしてはかつてないほど感じておりますので、「早起きがしたいけどできない」と苦しんでいるあなたのお役に立てばと思い、そこで得た気づきをまとめてみます。
目次
序章 早起きくそ野郎どもに逆恨みをする日々
私は現在、60個ぐらいいろいろなブログをRSSリーダーに登録して読んでます。
(同業研究の目的が強いので、同業の方が6割~7割ぐらい)
ブログを書くような方(アウトプットに意識を持っている方)は全体的にみなさん仕事に対する意識が高いので、生活習慣に関するこだわりも多く、ブログを読んでいるとあちらこちらでこんな文章を見かけるわけです。
- 朝4時に起きてます
- 早起きすると集中して仕事ができる!
- 今日は遅くて朝6時でした(^_^;
それを見て私は、
「この早起きくそ野郎どもが…!!」
と嫉妬100%の逆恨みをよくしていました。
早起きを決意しては挫折してしょんぼりする
なぜこんな逆恨みを抱いたのかというと、私は何度も、
「これからは早起きをする! 生活を変える!」
と決意しては、数日で挫折する日々をくり返してきました。
なぜ早起きしたかったのか。
当時はそこまで明確に言語化できていませんでしたが、
- 寝るのが夜遅く、疲れがとれないことがよくある
- 疲れが残るので、どこか集中できないまま仕事をしてしまう
- 集中できないまま仕事をするので、想定しているほど捗らず、夜になって「ここまではやらないと」と焦って遅くまで仕事してしまう
- 寝るのが遅くなる(以下ループ)
と悪循環に陥ることが多々あったからです。
(特に独立してからは、ある意味いくらでも仕事ができるので)
「これを変えるには早起きをして、根本的に生活を変えるしかない!」
というのが当時から何度もたどり着く結論だったのですが、しかし「起きなきゃ」という意思だけで早起きが続いたことは一度たりともありませんでした。
(多分いままでの人生で言うと20~30回は優に挫折してます)
伊藤良さんの早起きセミナーに参加する 「早起きのセミナーなんてあるの?」
そんなある日、比較的最近ブログを読むようになった伊藤良(いとうりょう)さんという方がいらっしゃいました。
伊藤さんを知ったのはたしかある方のブログで紹介されていたからだと思いますが、伊藤さんもブログを毎日更新で1,400記事以上(2017年5月時点)書いていらっしゃいます。
5月時点で1,400記事なので、8月の現在はもう丸4年は経っているでしょう。
ブログをはじめて1年ちょっとでへろへろ更新の私とは比べるべくもありませんが、その伊藤さんが「早起きセミナーやるよ」ということをブログの終わりのほうに書かれていて、
「早起きのセミナーなんてあるの?」
と驚いた私は、ちょうど「やっぱり早起きしないと。。」とまた悩みはじめた時期だったこともありすぐに申し込みました。
伊藤さんは「早起きセミナー」を3年以上、30回近く開催されているということも知り、
- ブログを読んで人となりが感じられたこと
- 実績を積まれているので、内容に信頼を持てるのではと思えたこと
も即決するのに役立ちました。
セミナーで得た一番の気づきと、3つの具体的手法
あとで詳しく書くとして、私が伊藤さんのセミナーで得た一番の気づきは「早起きに対する考え方を変えられたこと」でした。
最初に「なぜ自分が早起きをしたいのか」を人生レベルで掘り下げる時間があり、ここも非常によかったのですが、ただ完全に私個人の話なので早起きに悩む方のお役に立つかは微妙なところです。
なので、以下は「具体的にどうしたらよいか」という方法論の部分を中心に展開していきたいと思います。
(ただあくまでも核になるのは「なぜ」の部分であり、本当によかったので、気になる方はセミナーに参加されることをおすすめします!)
私がセミナーで気づきを得、考え方や方法を変えたところは大きく分けて3つありました。
- 夜寝る時間は絶対に絶対に守る
- 「朝の楽しみ」を見つける
- 「毎日」じゃなくてもいい
以下詳しく書いていきます。
夜寝る時間は絶対に絶対に守る
まず1つめは「夜寝る時間は絶対に絶対に守る」です。
より正確に言うと、「夜寝る時間を絶対に固定する」という意識を強く持つこと、とも言えるでしょう。
これ、早起きの本とかを読むと結構書いてあることなのですが、私はいままで、
「なるほどなるほど。でもそうは言ってもねえ、仕事が終わらない日とかもあるし」
と、なんだかんだと言い訳をしておざなりにしていました。
でも実際目の前で「起きる時間じゃなくて寝る時間を意識しましょう」言われると、
「そうっすよね! 自分間違ってました!」
という気持ちになり、「とにかく『寝る時間を死守する』という意識を持とう」と思えました。
夜寝る時間を守るためにやったこと
これは振り返ってみると、まず上記の考え方の転換を先にしていた影響が大きかったのでしょう。
また、「お金と時間をかけて来た場だから」という私の貧乏性が功を奏した部分もあったのかもしれません。
とにかく驚くほどすんなり「とにかく習慣になるまで試してみよう」と思えました。
理想としては22時に寝ようと思ったのですが、「最初は小さな一歩がいい」ということでしたので、22時30分~23時のあいだにはとりあえず布団に入る、と決めました。
で、そのための準備として、
- 21時以降はパソコンを開かない、と決める
- 22時にはスマホの電源を切る、と決める
- 妻に宣言し、夜パソコンやスマホをつけていたら注意してもらうようお願いする
(「先に寝ていたらごめんね」ともあらかじめ謝る) - すぐ出かけられる服装で寝る(後述)
ということをしました。
夜寝る時間を守ったことの効果
この効果は結構大きく、朝も比較的すっきりと起きられます(私は寝覚めがとにかくよくないので、あくまで比較的)。
ただどちらかというと、心理的に「自分は朝起きるための準備をしている」という心構えを日中から持つことができる、という効果が大きいように感じています。
上で「仕事が終わらない日もあるし」と書きまして、たしかにそれはそのとおりなのですが、恥を忍んで言うと、
「仕事が終わらない」と言いつつ、集中できないまま夜まで引きずってしまっている日が多かった
というのが、いま振り返って感じるところです。
- 「夜寝る時間を守らないと」「21時までにはパソコン閉じないと」と常に意識する
- 日中も「このペースだとやばいんじゃね?」と危機感を持つことで集中できる
- とにかくその時間を守り、つい手をつけてしまいがちなどうでもいいことを明日に回す
といった、「より集中できるようになった」という副次的な効果も得られました。
また、朝が起きれるようになったことで、「どうしてもダメなら朝やればいい」と気楽に考えることができるようになったことも大きいでしょう。
(それまでは「朝やろう」と言いつつ起きれず悲惨なことになっていたので、自分の「朝やればいい」を信じられず夜までやって終わらせていた)
これがまず1つめの「夜寝る時間は絶対に絶対に守る」ということです。
「朝の楽しみ」を見つける
2つめは「朝の楽しみを見つけること」です。
はじめ聞いたとき、「はて、朝の楽しみとは?」という感じだったのですが、これが私にとってはものすごく大きかったです。
眠ることが好き
前から薄々気づいていたのですが、私かなり「眠ることが好き」なんですよね。
それ自体は決して悪いことではないと思いますが、独立して「必ず朝出社しないと」といった習慣がなくなったこともあり、
- スヌーズ機能をつけて目覚ましをセットする
- 最初の時間に起きる
- 「うーんまだ眠い」と思って寝る
- 5分後のスヌーズ機能で起きる
- 「ううーんむにゃむにゃ」と言って寝る
- 自分で消したのか、無意識に消したのかわからないが、残りのスヌーズを聞いた記憶がないままスヌーズ機能が終わる
ということになっていました。
このスヌーズ機能がいけないのかと思ってオフにしたり、スヌーズの間隔を20分ぐらいまで1分ずつずらしたり、いろいろやってみたのですがどれもダメ。
「これはもうダメかもしれない」と思ったときにこちらのセミナーで聞いたのが、「朝の楽しみを見つけましょう」ということ。
「起きなきゃ」という義務感では人は起きられない
すみません、かっこつけてそれっぽく書きましたが、いや「起きなきゃ」で起きられる人はいるんだと思います。
いるんでしょうけど、私にとっては「起きなきゃ」という義務感だけでは結局習慣にすることができなかった、というのが正直なところです。
そもそも当初は、漠然とした、
「早起きをすれば生活が変わって、悪循環から逃れられるに違いない」
程度の気持ちでしたので、効果に対する保証もないし、「だから朝早く起きないと」という義務感(謎のやらされ感)しかないわけです。
セミナーで衝撃を受けたのが、
「起きなきゃいけない」ではなく「起きたい」に変えよう
という根本的な発想を転換すること、でした。
(すみません言葉はうろ覚えです)
それを聞いて、それまでの生活で「自分は眠ることが好きで、なんだかんだ言って二度寝も好きなんだろう」と思っていた私の頭に、
二度寝よりも楽しみに思えることを見つければいいんだ
という言葉が天啓のようにひらめきました。
二度寝って気持ちいいですよね。なんだかんだスッキリするまで眠ればスッキリするし。
でもそれよりも楽しみなこと、二度寝してしまうよりも楽しみなことを見つければ、スヌーズ機能に頼るまでもなく自然に朝起き上がることができるのではないか。
私の一番の障害は「朝、二度寝をする以上に楽しみなことがない」ことだった、ということに気づけたのがものすごく衝撃でした。
(言語化すると、よっぽど面白みのない人生を送っているような印象を受けますね)
朝の楽しみ 具体的には?
しかしでは気になるのが、じゃあ「朝の楽しみって具体的になにをすればいいの?」ということ。
これは絶対的な何かがあるわけではなく、完全に個人の感覚次第なので自分で試してみるしかないのですが、例として教えていただいたり自分で考えたりしたのが、
- 朝ラン(朝起きてすぐランニング)
- 朝散歩
- 炭酸を飲む
- シャワーを浴びる
- 本を読む
- 音楽を聞く
- ブログを書く
- 坐禅
などなどいろいろなやりかたがあります。
私は『〔ガリの筋トレ〕懸垂3回しかできないことが発覚 ブルース・リーへの憧れを抱く骨32歳』で書いて以来懸垂にちょっとハマってまして、この記事を書いてからも週に2回ぐらいは懸垂しているので、
「『朝懸垂』なんてどうだろう? ちょっと響きも面白くないか」
と思いましたが朝っぱら懸垂やろうだなんて思えるわけねえだろこのメガネが、という勢いで全然できていません。まじで朝は懸垂する気になれません。鉄棒なんて見たくもない。
というわけで、私がしているのは朝ラン(ほぼ散歩)です。
カッコ書きしているように決してランニングなんて格好のいいものではなく、ほとんど家のまわりをふらふらしているだけです。
でも私、もともと走ることも好きでしたし、散歩自体も好きなので、まず「とりあえずそとに出よう」と寝ぼけ眼でも考えることができるようになりました。
そしてそとの空気を吸うことができるので、どんなに眠くても数分も歩いていると自然と目が覚めてきます。
(雨だと傘をさしてふらふらします)
あと考えたのは坐禅で、坐禅も以前書いたことがあるように時々(といってもだいぶ頻度は落ちていました)朝していましたが、さすがに「二度寝よりも楽しい」とは思えず朝一番での坐禅は断念しました。
でもふしぎと朝ランをするようになってからは、帰って坐禅をすることができるようにもなりました。
(週2~3回ぐらいですが)
坐禅はまあしてもしなくてもよいですが、走ることを「楽しい!」と思える方は、朝ランはおすすめです。
朝ランをするための工夫
上に夜決まった時間に寝るための準備として、「すぐ出かけられる服装で寝る」と書きましたが、これもすごく重要です。
これはもともと習慣化の本などで、
「習慣にしたいことはとにかくハードルを下げておく」
という言葉を目にしていたので思いつきました。
当記事を書いている現在は夏なので、ハーフパンツにTシャツという「すぐ走りに出られる服装」で寝ることにしています。
こうすることで、あとは靴下さえ履けばすぐランニングに出かけられる、という状況をつくるわけです。
(靴下は、夜のうちに靴の前に出しておくとなおよい)
さすがに眠いなか起きて服を着替えて出かける、だと工程が多すぎて私のような意志薄弱めがねは嫌になってしまいます。
この工夫はわれながらよかったな、と思えることだったので、もし悩まれている方は参考にしていただけましたら。
以上が2つめの「朝の楽しみを見つけること」でした。
「毎日」じゃなくてもいい
最後に3つめの、「毎日」じゃなくてもいい、です。
私はそれまで早起きをするとなると、
「一歩足を踏み入れたら戻ってこれない魔の樹海」
的なイメージを抱いていました。
それこそ飲み会を断ち、食事や風呂の時間に気を遣い、食べるものも飲むものも配慮し、とにかくストイックに生活を構築する・構築しつづける、というイメージがあったのですね。
私はお酒を飲むのが(お酒を飲む集まりが)好きなので、
早起きをするということは、ストイックな生活をつづけるという覚悟を持ち、あらゆる犠牲を払ったすえにたどり着く境地なのだ
ぐらいのおそれを抱いていました。
ハードルを低くすることで取り組みやすくする
しかし伊藤さんのセミナーで言っていただけたのが、
「毎日じゃなくていいですよ」
ということ。
あんまり具体的に書いて営業妨害になってもいけませんので、多少ぼやかしますと、まあ過半数ぐらいできてればいいんじゃないですかね、ぐらいのノリです。
たしかに最初からあまりに高いハードルを課しすぎると、つい腰が引けてしまうというのが人間の心理というもの。
こう言っていただけたおかげで、「飲み会をすべて断る必要もないし、できない日があっても自分を責めなくてもいいんだ」と思えたことですごく気持ちがほっとしました。
現時点での成果
ということで、私は現在10日中7日早起きができています。
毎日早起きの方と比べれば大したことない数字でしょうが、そもそも他人と比べる必要なんてないのです。
10日中1日も満足にできなかった過去の自分と比べればなんたる進歩!!すごい!!
前の2つの工夫をはじめたもものすごく大きいのですが、本当にふしぎなもので目覚まし時計のアラームが鳴る前に起きられるようになりました。
最初はハードルを低く、ということだったので、
- 現実的な目標として、ひとまず6時台に起きる
- 理想としては、5時台に起きられるとなおよい
という2段階の目標を設けていました。
しかし4時台に自然と目が覚める日も多々あり、ひとりで「すごい!すごい!」と興奮してメガネがずり落ちそうになっています。
(季節の影響も大きいそうなので、冬になるとどうなるかは検証する必要があります)
ひとまず本当に習慣になるまで、このまま続けていくつもりです。
まとめ 早起きくそ野郎に、私なる!!
というわけで、早起きのための3つの具体的手法として、
- 夜寝る時間は絶対に絶対に守る
- 「朝の楽しみ」を見つける
- 「毎日」じゃなくてもいい
をまとめました。
これはあくまで私にとっての気づきであって、ご紹介いただいた内容はもっともっとありましたし、この前の段階として考え方から見直すことになりますので、心から伊藤さんのセミナーはおすすめできます。
改めてホームページのリンクを貼っておきますので、ご興味ある方はこちらに。
(PCだと右側の「お知らせ」にセミナー情報があります)
私、早起きくそ野郎になりたい!!
いえ、なるのよ! 早起きくそ野郎に、私なる!!
という決意を胸に秘めつつ、ひとまずは粛々と続けていくことを目標にしています。
早起きに悩むあなたの参考になるところが一つでもあれば幸いです!
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