こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
私単独のセミナーではないのですが、昨日とあるところで「クラウド会計について話してくれ」とご依頼をいただき、30名超の方(ほぼ大先輩)の前で少しだけ話をしてきました。
その際に気をつけた心構えなどをまとめました。
目次
クラウド会計ソフトについて話す
税理士は必ず「税理士会」というものに所属しており、それがさらに多くの「支部」というものに分かれています。
まあそんなことは覚える必要皆無なのですが、ともかくも私(谷口)は神田で営業しているため、図のややオレンジの四角の「神田支部」にというところに所属しております。
さらにそこで「実務研究会」という、
「みんなで月に一回集まって実務に役立つ知識を身につけていこう」
という会があり、ほかの方の事例を見るのはとても勉強になるので私も参加させていただいております。
(9割が大先輩で、1割は先輩方なので31歳の私はスーパー下っ端です)
クラウド会計ソフトの現状
私が今回講師をしたのはその実務研究会で、30名超の先輩方の前で話をさせていただきました。
クラウド会計ソフトというのは、有名どころだと「MFクラウド(マネーフォワード)」「freee」「弥生会計オンライン」というようなサービスのことです。
私は、
- MFクラウド(マネーフォワード)
- freee
- Crew
という3つのクラウド会計ソフトを使っており、ご依頼をいただいたときはその実務研究会で使っているのは私だけだったわけです。
実際クラウド会計ソフトを利用しているのは、会計ソフトを利用している事業主のうち10%弱、というデータもあるぐらいなので、クラウド会計自体はまだまだ普及していない段階ではあります。
ただだからこそ今後伸びていくことも予想できますので、
- クラウド会計でできること
- 税理士業界に与える影響について
をお話しし、「危機感をもって対応していけるようにしましょう」という話をさせていただいたという流れでした。
話すとき気をつけたこと
私にとってははじめての話す仕事だったわけですが、短時間だったこともあり「だいたい予想していたとおりにしゃべれた」というのが感想です。
(こまかな反省点はもちろんありますが)
また、話をしたあとの懇親会でいつもよりもかなり声をかけていただけたので、反応的にも悪くなかったのではないかとポジティブにとらえています。
話すにあたり気をつけたことを、現時点での備忘録としてまとめてみました。
(技巧面)概要から話す 全体⇒部分
まず初めに「こんなことを今日は話します」と全体像をお伝えすることにしました。
これは私が生命保険の審査の仕事をしていたとき(『プロフィール』の略歴参照)に仕事を叩き込んでくれた先輩の教えをいまも守っているためです。
「まず概要を伝えろ。全体から伝えて、そのあと部分だ」
たしかにいきなり部分の話をされると、自分がいまどの話をされているのか見失うことがあるのですよね。
その後もいろいろ勉強していて、これに似た話を聞くことも多々ありますし、自分が聞く側でもわかりやすいと感じるため「まず全体から話す」ということは今回も心がけました。
あとマインドマップで話すことをまとめたこともすごくよかったです。
頭のなかにマインドマップが浮かぶので、話すことを忘れずに済みました。
(精神面)全力をつくす、と心に決める
これは精神面の問題で、「全力をつくす」と心に決めて臨みました。
短時間だったため特にレジュメなどもなく、口頭だけだったので、「まあそれらしいことをちょろっと話せばいいだろう」と思うこともあったのですが、頼まれた以上自分の全力でやる、という気持ちに切り替えました。
これは特にサラリーマン時代、全力でやらなければ失敗したときのダメージも軽くて済む、という甘い考えを持つことがあったので、それを戒めようと考えたためです。
全力でやって失敗したら「うわあああああ」ってのたうち回ってお風呂でひとり反省会をすればいいんだと思うことにしました。
(私はお風呂入ったりシャワー浴びたりしながらひとり反省会をします。よくうめきます)
でも「全力でやろう」と心に決めていたほうが緊張もしなくて済み、むしろ楽しめました。
おわりに
というわけではじめての話す仕事の体験記でした。
「与えられた仕事に全力であたる」というのはどんな仕事でも大切な心構えであるはずです。
楽しかったので自分でセミナー開催したり動画を撮ったりしてみようかなあとも考えています。
それと同じくブログ平日更新をしているYSKコンサルティングの林さんにお会いする偶然もありました。
林さんとは先週の金曜日に偶然交流会でお会いしていたので、一度ならず二度もの出会いに思わぬ縁があるものだと驚きました。
林さんありがとうございました!
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