みんなの中にもあるよね? 僕らの中の「くだらない話が書きたい」というあの衝動

 

くだらない話が書きたい。

 

 

あー、くだらない話が書きたい。

 

 

あ、突然失礼しましためがね税理士の谷口(@khtax16)です。

 

私にはときどき「くだらない話が書きたい」という衝動にとらわれる瞬間がある。

そう、みんなの中にもある、あのおなじみ「あーくだらない話が書きたい」というあの衝動である。

すべろうが読んだ方が空虚な気分になろうが、とにかく自分の満足のためにのみくだらない話が書きたくなる、あらがいがたいあの衝動。

(すべったときの予防線)

 

しかしひと口に「くだらない話」といっても、わたくし腐っても税理士(めがね在住)、常日頃からくだらないことばかりを考えているわけではない。

まじめな決算書のこととか、妻へどう告白したら愛が伝わるのか(言い過ぎたせいかよくスルーされる)、といった壮大なことが頭を占めており、具体的にどう「くだらない話」を書き進めてよいかがわからない。

 

本稿は、そんな私がどういう過程を経てくだらない話を書くに至るのか、諸兄に艱難辛苦の跡をさらして世の中にもっとくだらない話があふれるよう資することを祈るものである。

 

くだらない話を書くのに過程などない

早速なんだが、くだらない話を書くのに特に過程などというものはない。

その代わりネタ帳というものが存在する。

私はブログのネタをEvernoteという便利グッズに書き溜めており、そこにふと思いついたときにメモをする。

 

それを見ると、こう書いてあった。

 

『デート中みだりに尻を揉むと怒られるから気をつけろ! おすすめの尻揉みタイミング3選』

 

これはくだらない。

まずデート中みだりに尻を揉もうとするな。「怒られるから」などという問題ではない。ひとりの成人男性としての立ち居振る舞いの問題である。

また、注意を喚起しつつ尻を揉むこと自体は推奨している。デート中、尻を揉むのにタイミングもくそもあるものか。控えろ。せめて家でしろお猿さんが。

 

と、「自分はそんな人間ではありませんよ」ということをアピールするため、必死で罵倒してみたが、私はそんな人間であるし実際におすすめタイミング3選は存在する。

存在するし、この話はかなりくだらないからとても書きたいのだが、私があわよくばデート中妻の尻を揉もうとする下劣な人間であること、及び具体的にどんなタイミングで妻の尻を揉もうかと企んでいるのかが白日のもとにさらされ、並びに妻にバレたら確実に怒られるためさすがにまずいと自制した。

(せめて法律家っぽさを出すため「及び」「並びに」をむりやり使ってみた)

 

しかし結婚してもうすぐ3年になるが、ここ1~2年は揉もうと企むことがほとんどなくなってしまったので、往時の情熱を取り戻しまた積極的に企んでいきたい。

(念のため申し添えますが、私が企まなくなったことを妻は喜んでいます。あたり前ですね)

 

 

飯尾さんの傑作ギャグ「忍法メガネ残し」

ほかにはどうか。

 

『飯尾さんの一発ギャグ「忍法メガネ残し」』

 

これもくだらない!

このネタをご存じの方がどれぐらいいらっしゃるかまったく読めないが、私はお笑いコンビ「ずん」の飯尾さんが大好き(夫婦ともども好き)で、その飯尾さんの傑作ギャグがこの「忍法メガネ残し」である。

 

文字にすると面白みが薄れるが、

  1. メガネに手を添えてカメラの前に立つ
  2. 「忍法メガネ残し!」と叫ぶ
  3. 瞬間的にメガネを外し、同時に膝を落としつつメガネを掲げ、メガネと手だけをカメラの前に残す
  4. メガネをぴろぴろする

テレビで見たのでうろ覚えだが、たしかこんな技である。

(叫ぶタイミングは違うかもしれない)

 

これはめがね税理士を名乗るものとして実際に撮影してみようかと思ったのだが、本稿を書いているとき妻が仕事に出ていたため一人では撮影不可能であったこと、また仮に妻が家にいたとしても、

 

めがね「ちょっとこのスマホで私を撮ってもらっていいですか」

妻「いいけどなにするの?」

めがね「飯尾さんの忍法メガネ残しを世界に広める」

妻「(そっとスマホを置き料理の支度をはじめる)」

 

と、スルーされるかめがねを割られるシミュレーションしかできなかったため、公開は断念した。

もし妻を説得できたあかつきには公開したい。

(ただ飯尾さんがやるからこそ面白いような気はしている)

 

 

そのほかの死ぬほどどうでもいいネタ

そのほか、

 

『「メガネ割るぞ」という脅し文句の有用性』

『「惚れたら負け」という言葉があるが、「惚れられたら勝ち」というわけではない』

『右手ぶんぶん丸の脅威 特に傘やめろ』

『ブログやってると仕事した気になる問題』

 

というメモが残っているが、今となっては意味がわからないものが多い。

「右手ぶんぶん丸」はあれである、歩いているときにやたら手をぶんぶん振って自分の付近を歩きにくくさせる人のことである。

「激おこぷんぷん丸」の出現前からこう名づけていたのだが、特にだれにも言ってなかったし「激おこぷんぷん丸」が一時期すごい勢いで広まったので今となってはただのパクリ野郎(しかも面白くない)としか思ってもらえない。

 

『ブログやってると仕事した気になる問題』は、特に独立してまもない頃、つい、

「ふいーブログを書いたから今日は仕事おしまいだー」

などと思ってしまい、

「いやいやなにもお金生み出してないから」

と焦る、という時期に書こうと思ってメモしたネタだ。

でもマジで仕事ないときはマジでしゃれにならない、笑えない、ということに気がつき(聡明)、結局書けなかった。

いまは書けるようになって本当にありがたいことである。

 

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

読んだ方が空虚な気分になってくださったら狙いどおりと言えなくもないのですが、そもそもそんな狙いを抱いたことに伏してお詫びを申し上げたく思います。

まあリハビリ的なあれだと思ってください。

なお、私が妻の尻を揉みたがる人間であることを隠すため、本稿はSNSにも通知しないので、一切の拡散を禁止させていただきます。

(拡散してもなんらペナルティはありませんが、私がひとりニヤニヤするので多分結構気持ち悪いです。あと妻に怒られる可能性が高まるので、私のことが憎い方は積極的に拡散してください)

 

 

 

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