こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
すでに何度か書いていますが、一度ちゃんとした説明記事を書いておいたほうがよかろうということで、私が習慣にしている「一日一新(いちにちいっしん)」という取り組みについてまとめてみます。
目次
一日一新とは
一日一新というのは、独立のきっかけをくれたりブログを教えてくださったりした井ノ上陽一さんが提唱されている取り組みです。
⇒『毎日新しいことをやって記録する。1年続けた【1日1新】の効果・全リスト』
(本家の井ノ上さんは「1日1新」と表記されています。私は最初に一日一新と入力したら漢数字で予測候補に出てくるようになったのでめんどくさくてそのまま使っています)
ざっくり言うと、一日一新とは「毎日一つはなにか新しいことをしよう!」という取り組みです。
これにプラスして「記録しよう!」「できれば公表しよう!(ブログをしている人は)」という3つが原則です。
(公表は必須ではありませんが、記録は大事です)
「新しいこと」のハードルは低い
「新しいこと」というのは本当になんでもよく、
- 行ったことのないお店でものを買う、なにか食べる飲む
- 行ったことのあるお店で買ったことのないものを買う、口にしたことがないメニューを食べる飲む
- いままで使ったことのないソフトやアプリを使ってみる
- いままで使ったことのあるソフトやアプリで、使ったことのない機能を使う
- 会ったことのない人に会う
- 顔を出したことのないところに行く
などなど「新しい行動」ならなんでも構いません。
ハードルは低いが「行動」が大事
一番取り組みやすいのはお店でものを買ったり飲食したり、というものですね。
これがあったので「まあ最悪コンビニで買ったことないものを買ってもいいわけだし、一つぐらいならなにかあるかな」という気軽な気持ちで私もやってみようと思えました。
ただ、すること自体は本当に簡単なものでよいのですが、一番大切なのはなにより「行動する」ということ。
たとえばなにか新しいサービスを「検討した」だけであれば私は一日一新には含めていません。
それに対して資料請求をしたり、申し込みをしたり、実際に利用してみたりといった「行動」にまで進んで初めてカウントする感じです。
(このあたりは多少個人差あるかもしれません。私は緩いほうかと)
一日一新を取り入れた理由と取り入れる効果
私はもともと慎重な性格というところもありますし、一度気に入ったものはしばらく利用しつづける傾向があります。
そのこと自体になにか問題があるわけではありませんが、ただ年齢を重ねるにつれて思考や好みがわずかながら硬直化していっているのも感じるようになりました。
また,自分だけでなくある程度ご年配の方と接していて「だんだん新しいものを受け容れられなくなっていくんだな」と感じることもときどきはありました。
それらを踏まえて、独立したときに「もっと柔軟にいろいろなもののよさを知らないと」と思ったことが一日一新を取り入れた大きな理由です。
一日一新の効果
で、入れてみた思ったのが、
- 意外とたくさんできる
- 探すようになる
- 実際に行動するようになる
というのが一日一新の効果だと感じています。
意外とたくさんできる
私が独立してまだ半年少々で環境が変わりやすいということが大きいのでしょうが、新しいことは意外にそこら中に転がっている、というのが慣れた現在の感想です。
私がいままでやったもので、先日はExcelの「行列を入れ替えての貼り付け」をしました。
こんなの難しくもなんともない機能ですが、これまで使う機会がなかったので、不意に思い出して使ってみる、といったささやかなものもカウントしています。
当初「1日に1つが限度かな」と思っていたのですが、3つぐらいは結構できたりします。
新しいことを探して、行動するようになる
たとえば先日自宅のポケットWi-Fiの契約更新月が来たため乗り換えを検討しはじめたのですが、
「いま月額料金が高いから乗り換えはしたいけど、ポケットWi-Fi自体に不満はないから、乗り換え後もポケットWi-Fiでいいか」
と当初思っていました。
ただそこで念のため調べてみたところ、ポケットWi-Fiというのはワイモバイルのサービスの名前で、
- ポケットWi-Fi ⇒ ワイモバイル
- WiMAX ⇒ UQコミュニケーションズ
と提供している会社が違うそうなんですね。
そこで「WiMAXは速度が速い」という評判を聞いたことがあるのをぼんやり思い出し、「せっかくだからWiMAXを試してみよう」と思い直せました。
しかもWiMAXは無料体験ができたので、早速申し込んで試してみたところたしかにWiMAXは速い。
「その代わり屋内に弱い」とも聞いていたので、その点に不安も抱いていたのですが、私の生活範囲ではまったく問題ありませんでした。
これは本当に「新しいものを探そう、試そう」という意識がなかったら出会えなかったことですので、こんな効果もあるのかと驚きました。
まとめ
というわけで、
- 「一日一新」の概要
- 「一日一新」を取り入れた理由
- 「一日一新」を取り入れる効果
についてまとめてみました。
長くなったので効能を抽象化してひと言で言うと、
「一日一新」は、なにかが劇的に変わるようなものでもないけど、気づけばとまってしまいがちな自分を半歩ずつ動かしつづけるための習慣、
というのが私なりのまとめです。
自分の意識が変わったことを実感できますし、最初に考えるより大変でもありませんし、なによりやってみて合わなかったらやめればいいだけなので、「ふーん。ちょっとやってみようかな」と思われた方は今日からでも一緒にチャレンジしてみましょう!
■ 一日一新がきっかけで取り組んだ次の記事はこちら!
⇒『さようならローマ字入力! 親指シフトのメリット3つとデメリット3つ』
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