こんにちは。めがね税理士の谷口(@khtax16)です。
先日も少し書きましたが、先週大阪へ行きました。
その際、私の胸をズギューンと射抜くウリがあるホテルに泊まったのですが、結果として、
「もうここに泊まることはないかも。。」
と、まるで失恋したかのような悲しい気持ちになっています。
ビジネスをするのであれば「自然とリピーターが増えるようなサービス」を提供するのは必須。
それには、
- まず期待を持ってもらうこと、
- そしてその期待を超えていくこと
が大事なんだなと、大きな学びになりました。
目次
大阪ガリガリ珍道中 ◯◯のいるホテル
大阪に行くことが決まり、日程的に一泊する必要があったため、ホテルを探すことになりました。
新幹線と宿がパックになっているものにしたのですが、だいたいビジネスホテルってどこも一緒ですよね。
「まあ一番安いとこでいいかな」
寝る場所にそれほどこだわりのない私は、そう思いながらいくつかのホテルを見ていたところ、とあるホテルの口コミで手がとまりました。
「看板猫がいます」
看板猫がいます……!!!!!
ターゲットを設定し、確実に刺しに行く
「だからなんだよ」と言われればそれまでなのですが、わたくし実は猫にかなりの憧れを持っています。
実家にはトイプードル(犬)が3頭いるのですが、猫は飼ったことがなく、たぶん夏目漱石や町田康さんの影響が大きいと思います。
なにを隠そう妻と知り合ったのもお猫さまの恩恵が非常に大きいです。
このホテル、ホテルダイキさんというのですが、口コミを見たところしかも猫が部屋に入ってきてくれることがあるらしいのです。
猫が、部屋に、入ってくる……!!!!!
この情報を見た私はもう興奮し、
「ねえねえお猫にゃんが部屋に入ってきてくれることがあるらしいよ!!すごいねえ!!!!」
と気持ち悪く妻に話したらよほど気持ち悪かったのか白い目で見られました。
ターゲット以外の反応は気にしなくていい
この情報を見て、
「うげ、部屋に入ってくるなんてマジで勘弁してよ」
という方ももちろんいらっしゃるでしょう。
しかしどんなビジネスだろうとお客さんに好き嫌いが出るのはあたり前のこどです。
猫が苦手な方、衛生面からご遠慮申し上げる方、それぞれいらっしゃるでしょうが、そうした方はそもそもこちらのホテルのお客さんではありません。
私個人には非常にぐっさり刺さったので、
「ターゲットを絞るというのはこういうことか」
と身をもって感じたのでした。
来ない…!!待てど暮らせどやって来ない…!!
『ブログを書くなら自分の色を出そう! たとえアホ丸出しのブログになったとしても』という記事も書いたことがありますが、独自の特色を持ち、打ち出すことの大切さも改めて感じ、ここまでだったらいい話なのですが、私のなかでは大誤算がありました。
来ない…!!
待てど暮らせどお猫さんがやって来ない…!!
いやもちろん相手は生き物ですし、気まぐれな種族ということで有名なお猫さまですから、あたり前だというのはわかるのですが、めちゃくちゃ期待してたんですよ。
「なんかドアとかカリカリされちゃうのかな」
「ニャ~ンって扉の向こうから呼ばれちゃったりしたらどうしよう」
とか恋する乙女のごとく期待に胸を高鳴らせ、部屋でたかたかパソコンを打っていつか来るその瞬間を待っていました。
しかし来ない…!!
やって来る気配がまるでない…!!
結局私が部屋にいるあいだにお猫さまがやってきてくださることはなく、失意のまま私はそのホテルを去りました。
そこでまた学んだのが「相手の期待を超えることの大切さ」です。
期待が超えられないと、欠点も目につく
また、私が泊まった部屋は和式トイレでもあったのですね。
20歳ぐらいのころそこそこ貧しい生活をしていたときは、和式トイレの古いアパートにひとり暮らしをしていましたので、大きな抵抗があるわけではないのですが、いまではすっかりウォシュレット大好きくそ野郎になったわたくし。
「猫がやってきてくれないのに和式トイレの部屋に泊まるのもな」
と考えてしまい、今後こちらに来ることはないかもしれない、と正直に言って思いました。
まあそんなこと言いつつまた大阪行くときには泊まるかもしれませんし、建物は古いのですがよく掃除されていて、部屋も広く、店員さんもとても感じがよかったのですが、どうしても猫への期待が大きすぎてそのほかの欠点に目が行くようになってしまいました
なので、
・まずターゲットの目に留まること
が重要であり、さらに,
・想像させ、期待を抱かせること
・そしてその期待を超えていくこと
がリピーターをつくるためには不可欠なのだなと改めて学んだ次第です。
お猫さまご尊顔
ちなみに部屋に来てくれなかっただけで、朝少し外出するときにロビーに行ったら遭遇はできました。
(2頭いるらしいのですが、1頭だけ)
2階に泊まっていたので、出口へ向かって階段を下りるときに「ほわっ」と叫びつつ写真を撮るわたくし。
階段を下りると、
「けったいなめがねが奇声を上げつつ下りてきよった」
という感じでカーペットの上からのそのそ移動したお猫さま。
かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!
凛々しい顔をしていますね。美猫です(オスかメスかも知りませんが)
人に慣れているらしく、近寄ったらさわらせてくれました。
連れて帰りたい。
おわりに
というわけで、猫のいるホテルを通して
- ターゲットの目に留まり、
- 期待を持っていただき、
- その期待を超えていくこと
が大切なんだと感じた体験を書きました。
なお、もう少し砕けた感じで内容を3行にまとめた場合、
- 猫が好きで、
- 猫のいるホテルに泊まったが、
- 猫が来てくれなかったのですねた。
というすがすがしいほどのクソブログになります。
(でも私好きよ。そんなクソブログが好き)
ちなみに夏目漱石は言うまでもなく『吾輩は猫である』が有名ですが、町田康(まちだこう)さんも『猫にかまけて』という猫大好き本があります。
(小説ではなくエッセイです)
猫に対する愛情があふれていてとても好きな一冊。
あー、ねこに顔をうずめたい。
めがねが毛だらけになってもいい。
その覚悟が僕にはある。
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