こんにちは。ガリガリめがね税理士の谷口(@khtax16)です。
時は2017年5月27日の土曜日、世界最大の障害物レースであるスパルタンレースに参加し、無事完走してきました。
「どんなレースなの?」
という疑問に概要だけお答えするなら、
約20個の障害物を乗り越えつつ約5kmを走る筋肉たちの祭典
という感じです。
もう少し詳しい内容や詳細を知りたい方は、私をこのレースに誘ってくださり、一緒に参加した井ノ上陽一さんが、
『泥、有刺鉄線、壁、ロープ、鉄球!スパルタンレースは大人の障害物競走』
という全種目の写真と解説のある記事を書いてらっしゃるので、そちらを参考にされるとものすごく状況がわかります。
次回、相模湖プレジャーフォレストで2017年10月21日(土)、10月22日(日)に開催されることが決まっていますので、わたくしは、
- ガリガリな方
- おのれの筋肉にさほどの自信のない方
- メガネをかけた方
などの「スパルタンレースに誘われた(参加したい)んだけど、出ても大丈夫かな?」と自信の持てない方向けに体験記をまとめてみました。
(はたしているのか)
目次
スパルタンレースの事前準備や当日の様子など
筆者のプロフィール(身長や体重)
まず、私はガリガリの男32歳です。
スボーツ経験もろくにありません。
ここのところだいぶ体重の増加に成功したのですが、それでも、
- 身長 174cm
- 体重 55kg
と、BMIで計算すると適正体重に11.61kg足りない、というなかなかのスレンダーバディ。
(BMIは18.17と出ていますが、いまいち意味がわかっていません)
あとメガネをかけています。
私がどれぐらい細身なのかというと、
この腕の細い人間がわたくしです。
当日はこんな休日のお父さんみたいなかっこうで会場へ行きました。
スパルタンなめんなこの野郎。めがね割るぞ。
参加者の多数派 マッチョ・マッスル自慢が多い
というそんなガリガリボディのわたくし。
実際のほかの参加者はどんな感じなのかというと、かなり筋肉自慢が多いです。
なぜか半裸の方多かったですから。
「筋肉見せつけたいんだよね?」
「おれの盛り上がる上腕二頭筋見てとか思ってるんでしょ?」
「大胸筋ぴくぴくさせて女の子に『すごーい』とか言われたいんでしょ?」
と内心思いながら正直「すごーい」と私が思ってました。
うらやましい。
女性も多い ガリガリは少ない
と、言いつつも女性の参加者もかなり多いです。
男女の割合でいうと6:4とか7:3ぐらいでしょうか?
(完全に私の感覚なので、あまりアテになりませんが)
また、「こいつのマッスルすげえ」とまではいかない方でも、「なにかしらのスポーツはやってそうだな」という方は多かったです。
ややぽっちゃりおなかの方も中にはいらっしゃいましたけど、力士みたいに筋肉質なおなかかもしれず、初対面で「おなかさわっていいですかー?」と言えるメンタルはしていないためそこは未確認です。
まあガリガリな人間はごくごく少数派である、と思って間違いありません。
(私みたいな人はほぼ見かけませんでした。筋肉に目を奪われていたせいかもしれませんが)
メガネはかけていける?割れない?
また、メガネをかけている人間にとっての最大の関心事は「メガネが割れないかどうか」ですよね?
なにせ今回日本初上陸なので、私もそのへんが不安で、
「コンタクトをつけていこうか……」
「でもコンタクトなんてつけたことない! 私のはじめてをそう簡単に捧げるわけには……」
「私、そんな安い女(メガネ)じゃない」
と悩んだあげくスペアのメガネをつけていきました。
結果として、メガネは割れませんでした。
いいですか、みなさん、よく聞いてください。メガネは割れませんでした。大丈夫です。
安心してください。
ただ後述するように泥だらけになりますし、「万人のメガネの安全を保証する」というわけにもまいりませんので、やはりスペアのメガネ等の参加が無難であることは間違いありません。
参加の際に気をつける点
参加の際に気をつけることとして、とりあえず泥だらけになります。
「あはは~ほらほら~」
「ちょっと~やめてよ~」
とか海岸で恋人たちがキャッキャッするようなレベルの泥だらけではありません。
泥水のなかを這って進むことになりますので、全身が泥水につかります。
↓ こんな感じです(しかも上は有刺鉄線)
(井ノ上さんの上記ブログよりお借りしました)
ね、泥だらけでしょう?
なのでパンツや靴下は捨ててもいいものを着けていくとあとの洗濯が楽になるでしょう。
妻に見せたらびっくりしてました。もし奥さんや旦那さんが洗ってくれている場合、けんかの原因になるおそれがありますので事前の対策か説得か心構えをしていきましょう。
(私は洗濯前にお風呂の残り湯でひたすら泥を落としました)
また、私は万一の際、メガネを拭けるようチャックつきのポケットにミニタオルを忍ばせていったのですが、終わったらミニタオルが泥だらけでした。
泥だらけっていうか泥のかたまりになっていました。
まあ顔は上げて進むことができるのでそんなに劇的にメガネが汚れるわけではありませんが、「途中で拭けない」ということは覚えておくとよいかもしれません。
ちなみに写真の左端が私っぽい気はしますが(脚の細さ的に)、定かではありません。
筋トレはしていくべき?
また、「参加前の事前準備として筋トレをしていくべき?」という疑問もあるかと思います。
実際に参加した者(ガリガリ)として私がこの質問をお受けした場合、
「普段運動していないなら筋トレをしていったほうがよい」
とお答えします。
私はこのレースまでのあいだに、
- 約5カ月のあいだ、週に1~2度、4km弱走る
- 約1カ月前から筋トレを始める
という感じで練習(?)をしてきました。
(走りはじめたきっかけはスパルタンレースではありませんが)
私はいままで5kmのマラソンのレースに出たこともなく、なので当然10km、ハーフマラソン、フルマラソンに出たこともなく、中学生のマラソン大会以来のレースがこのスパルタンレースでした。
後述するように、
- ガリガリ向きの障害物
- ガリガリには向かない障害物
があるのですが、とにもかくにも完走できたのは筋トレのおかげかな、と個人的には思っています。
なので普段運動をされていないのなら、なにかしら筋トレなり運動なりはしていったほうがいいかなと。
ガリガリ向きの障害物、ガリガリには向かない障害物
さて、事前準備的なところばかりでもなんなので、本番の話も少し。
こちらのレース、
- 得意な障害物
- 苦手な障害物
がはっきり分かれます。
これをガリガリに特化してお伝えできればと。
ガリガリ向きの障害物
まず「ガリガリな方=体重の軽い方」と断定して差し支えないかと思います。
なので、走るのを含めて自分の体を持ち上げる障害物は非常に有利です。
- 走る(障害物にスポットが当たりますが、疲れているなか走ることもあり重要です)
- 壁などをよじのぼる系
- うんてい系
- 這う(ほふく前進)系
などはそれほどの苦もなくクリアできました。
↓ こういううんていみたいなものであるとか。
↓ こういうハードルを越えるのとか。
(どちらも井ノ上さんの上記ブログよりお借りしました)
これはハードルとしてかかっている棒を越える、という種目なのですが、もはや一体化しています。
(井ノ上さんのブログを見て我ながら笑いました)
脚が細い。
また、こういったロープ登りもあり、これはひそかに得意としていた障害物だったのですが、ほぼ最後にあったため腕がぷるぷるして達成できませんでした。
練習よりもロープが細くてすべりやすく、うまく足を使えなかったことも敗因です(気のせいかもしれませんが)。
まあ筋トレの不足が露呈したのですね。。正直ものすごくくやしかったです。
一緒に参加した塩野さんは見事クリア。終盤でこれをクリアする腕力は尋常じゃないです。すごい。
ガリガリには向かない障害物
逆にガリガリには向かない障害物を挙げるなら、これはものすごくシンプルです。
- なにかを持ち上げる系
これが本当にダメでした。
↓ こういう砂袋(27kg)を持ち上げて延々歩くものや、
↓ バケツに砂を入れて延々持ち歩くという「なんでこんなの考えついたの?」というものや、
↓ こんな鉄球を持ち上げて往復するという気が触れたのかと思うような障害物。
(すべて井ノ上さんの上記ブログよりお借りしました)
こういう系はほんとにダメで死ぬかと思いました。
砂袋も井ノ上さんのブログで気づきましたが、たしかに私の体重の半分ぐらいなんですよね。。
最初右肩にのっけていて、つらくなったので左肩に載せ替えようと思ったらもう二度と肩まで上がりませんでした。
結局両腕で抱えて歩きましたが、両腕はほかの障害物でもかなり使うので、むだに消耗してしまったと後悔。。
あとこの鉄球、40~50kgはあったんじゃないかと思うんですよね。大の男が抱えるほどの大きさなので。
もし50kgだとしたら半年前の私の体重そのものですよ。
マンガで強いキャラにあった瞬間「いま動いたら殺される…!」と思うような感じで、鉄球にさわった瞬間「うん、オラこいつにはかなわねえ」と力量差を思い知らされました。
(ほんと持ち上げようとも思えなかったです)
しかし井ノ上さんは見事これを持ち上げ、クリア!!
ほんと見ていて超人かと思いました。いまでもなんであんなもん持ち上がるのかふしぎでしょうがないです。まじたくましマッスル。
スパルタンレース2017東京 ガリガリメガネ奮闘記まとめ
というわけで、かなり雑多でしたが、
- 会場の参加者の感じ
- 事前準備や気をつける点
- 当日の障害物で、ガリガリ体型の向き不向き
をまとめてみました。
「そもそもなんで参加したの?」
と言われれば、
「誘われて面白そうだったから。。」
という浅い考えで出た私でしたが、とても楽しかったです。
特に泥水を這って進むところは阿鼻叫喚で、大人が土曜日に泥だらけになって「ぎゃー」とか言っている状況に楽しくなってひとり「あははははは」と笑っていました。
こんな経験をすることまずないですし、単純に体を動かすというのはとても気持ちのいいことです。
写真だと細いですが、これでもだいぶ体も変わりましたし(以前の細さといったらもう。。)、出てみてものすごく満足しています。
↑ ちなみにめっちゃ笑顔の写真。性癖が疑われる
もし次回の参加に迷われている方がいらっしゃれば、ぜひ一度出てみるといい経験になると思います!
私の今後の当面の目標として、とりあえずブルース・リーみたいになりたいです。
ブルース・リーに憧れるガリガリメガネ32歳より。
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※ ろくな話がない
「役に立った!」「ニヤニヤした」など、もし「こいつ応援してやろうかな」という菩薩のごときお心が芽生えましたら、Amazonか楽天でお買い物するときに、下のリンクを踏んでからお買い物をしていただけますと私にジュース代なんぞが入ります。とても嬉しい。(なぜかメガネの検索画面が出てきますが無視してお好きなものを!)
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